和食でよく使われるごぼう。煮物にすると特に美味しいですよね。
でも、ごぼうを調理しようと思ったときに、ごぼうが赤っぽい色をしていて
びっくりした経験はありませんか?
本来よく見るごぼうの色は白っぽい色をしていますよね。
そのまま使うのが不安になった方もいることかと思います。
今回は
洗いごぼうが赤かったり、ごぼうのささがきがピンクになるのはなぜ?
サポニンの効能について
ごぼうは腐るとどうなる?
こちらについてお話します。
洗いごぼうが赤かったり、ごぼうのささがきがピンクになるのはなぜ?
こちらについてですが、そもそもごぼうが赤くなるのは
ごぼうに含まれる「サポニン」というポリフェノールの一種が酸化している事が原因です。
こちらは人体には害はありませんので、安心して召し上がっていただけます。
寧ろ赤いごぼうは「サポニン」が多く含まれている証拠です。
ですが、渋みや悪の原因にはなりますので、
気になる方は切ったごぼうを酢水に浸しておくと酸化を防ぐことが出来ます。
サポニンの効能について
さきほどお話した「サポニン」ですが、どのような効能があるのでしょうか?
効能としては
・肥満予防やコレステロール値の低下
・血流の改善
・肝機能を高める
・咳や痰を抑える
・免疫力を高める
以上の点が挙げられます。
その為、よくお酒を飲む方や肥満気味の方、風邪気味の方は
積極的にごぼうを摂取しましょう。
(私は咳がよく出るときは、ごぼうやれんこんの搾り汁を飲みます。
臭みがあるので、苦手ではあるのですが…頑張って一気飲みします。)
また「サポニン」ですが、ごぼうの皮付近に多く含まれているので
皮は薄く剥いて食べることをおススメします。
ごぼうは腐るとどうなる?
赤くなっても問題なく食べられるごぼうですが、
腐っているのを確認する目安としては見た目の乾燥と匂いの確認です。
明らかに乾燥している、酸っぱい匂いがする…
このような場合は使用せず、捨てるべきだと思います。
また、ごぼうの賞味期限ですが
土付きの場合だと1~2週間程度は保存が可能です(冷暗所の場合)。
土に埋めておくとさらに長持ちし、1か月くらいは大丈夫です。
なので庭がある方は、ごぼうを土に埋めておくだけで
食べられる期間が大幅に伸びると言えるでしょう。
また、ごぼうを洗ってしまった場合は5日程度しか持たず、
切ってしまったごぼうは3~4日しかもちません。
なのでごぼうは一回で使い切ってしまうか
ささがきにし、水気を切ったあとにジップロックなどで冷凍することをおススメします。
解凍すると食感が悪くなりますので、そのまま調理するのがベストです。
最後に
いかがでしたか?
ごぼうには「水溶性食物繊維」が多く含まれているので
便秘の改善に効果があると言われています。
他にも上記でお話した効果がありますので、積極的に取りたい食材の一つですね♪
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