職場で後輩が泣いていたら、もしくは注意したら後輩を泣かせてしまったら、先輩としてどう対応してあげると良いんでしょうか?
割と女性の若手社員にいるのが、すぐ泣いてしまう後輩。
自分が指導した時に泣かれてしまうと、何だかパワハラしたみたいになってしまいますよね。
今回は、すぐ泣く後輩の心理や対応方法を解説します。
職場の後輩が泣いていた!職場で泣く子の心理とは?また、どう対応すべき?
時々いる、職場でもすぐ泣く後輩社員。
そもそもなぜ職場であっても構わず、泣いてしまうんでしょうか?
普通だったら、もし泣くことがあっても、人前ではなくトイレなど一人になれる所に行くはずです。
ただ、仕事で失敗して、その悔しさや上手く出来ない自分に怒りを感じて、堪え切れずに泣いてしまうことがあるかも知れませんね。
特に、自分なりに頑張ったつもりなのに、ミスをしてダメになってしまった時などは、悔しさがこみ上げてくるでしょう。
そんな時に同僚や先輩、上司から慰めて、優しい言葉をかけてもらうと、つい感情が爆発して、人前でも構わず泣いてしまうことがあります。
でもそうであれば、泣く理由は分かっているので、落ち着くまで待ってあげれば問題なしですね。
ただ、この他にも、先輩や上司にキツい言葉で注意されたり、顧客からのクレームで罵倒されて泣いたというケースもあります。
もし後輩が上司や他の先輩に、ちょっと度が過ぎた言葉で叱責を受けていたり、悪質なクレーマーを対応した後だったら、そっと慰めてあげるようにしましょう。
(あなたの目から見てもちょっとひどすぎる…ということが続くようなら、パワハラの疑いがあるので、相談窓口を調べて連絡する・信頼できる上司や先輩に相談するなどの対応が必要になってくるかもしれません)
後輩社員が泣いてしまうのには、色んな理由がありますが、一番厄介なのが、泣けば許してもらえる、と思っている場合。
若い女の子が泣くと、どうしても周囲の人は可哀そうに、と思ってしまいますよね。
それを利用して、泣けば自分のミスが許される、という心理の人もいます。
特に、嫌いな上司や先輩に注意された時に泣いて、周囲からの同情を買うと同時に、その上司や先輩が、社員を泣かせた、という状況にさせようと企んでるかも知れません。
でもそこで更に怒ってしまっては相手の思うつぼなので、『次から気を付けようね』とだけ優しく言って、あとはそっとしておきましょう。
問題のある後輩なら、きっと他の上司や先輩も分かっているはずです。
自分が後輩指導で後輩を泣かせた場合…どうする?
もしあなたが指導したり、何か注意した時に後輩社員が泣いたら、以下の3つのことをしてください。
・別室に移動する
後輩が泣きだしたら、とりあえず空いている会議室や休憩室など、人気のないところに連れていってあげましょう。
自分の不甲斐なさについて悔し涙をながしているなら、その様子を他の社員に見られたくないはずです。
そのため、一旦後輩と移動して落ち着かせるようにしましょう。
異性同士だと、2人きりになるのはちょっと微妙かもしれませんが、同性同士ならこれが一番良いでしょう。
・泣いている後輩を見て慌てない
泣きだした後輩を見て慌ててしまい、その場でなだめようとしても上手くいきません。
そのため、あなた自身も落ち着く必要がありますよ。
先輩が焦ると不安な気持ちが余計に募ってしまうので、後輩が泣いても動揺を見せないようにしてくださいね。
・愚痴や心配なことを聞いてあげる
指導中に泣いてしまったら、きっとその後輩は、何か鬱憤が溜まっているはずです。
それを聞いてスッキリさせてあげるのも先輩の役目なので、何か日頃、仕事で困ったことがないか、愚痴や悩み事を聞いてあげるようにしましょう。
まとめ
職場で泣いてしまう心理は、仕事が上手くいかない悔しさや、怒られたり罵倒されたことへの辛さが主なものです。
もしあなたが指導している最中に後輩が泣いてしまったら、まずは人目の付かない場所に移動して、落ち着かせてから、悩みや愚痴を聞いてスッキリさせたうえで、改めて指導しましょう。
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