縁日で子供が金魚すくいをして持って帰ってきた。
そんな経験はありませんか?
家で育てることになったら、水は水道水でも大丈夫なんでしょうか?
何だか水道水って、カルキが入っているから、魚にはあまりよくなさそうですよね。
そこで今回は、家庭で金魚を飼う場合、水槽には水道水や浄水器の水、ミネラルウォーターでも良いのか解説します。
金魚の水をカルキ抜きしないとどうなる?浄水器の水は?
金魚を飼う際に水道水を使うなら、必ずカルキ抜きをしましょう。
カルキが入っていると、金魚はエラ呼吸が出来なくなったり、病気にかかりやすくなったりして、弱ってすぐに死んでしまうこともあるんですよ。
また、浄水器の水も、NGな場合があります。
浄水器には、カルキを抜く機能付きのものもありますが、中にはカルキ抜きをしないタイプもあるので、取扱説明書をよく読んでおきましょう。
もしカルキ抜き出来るのなら、その水は水槽に使えますよ!
カルキを抜くには、バケツに水をくんで、日当たりの良いとことに置いておきましょう。
紫外線を当てられれば、1日経てばカルキが抜けます。
もしくは、カルキ抜き剤が市販されているので、それを使うと良いですよ。
100円ショップにもあるそうです。
また、水をヤカンや鍋に入れて蓋をせず、そのまま火にかけ10分間沸騰させても、カルキが抜けますよ。
ただし、冷ますのに時間がかかるし、エアポンプも必要になってきます。
金魚の水にミネラルウォーター、使ってもいいけど…
ミネラルウォーターって実は金魚にとっては、キレイすぎてしまうんですよね。
そのため、バクテリアが繁殖せず、金魚の排泄物が分解されないんです。
特に硬水は金魚が生息する環境に適していません。
ただし、金魚が弱っているのなら、常温で軟水のミネラルウォーターを使いましょう。
元気になったら、また汲み置きしてカルキを抜いた水道水を使ってくださいね。
ミネラルウォーターって、てっきり金魚にも良いのかと思っていたら、意外とそうでもなかったんですね。
良かれと思って入れないように気を付けなければいけません。
金魚の水にカルキ抜きを入れすぎたら…
金魚の水槽に使う水にカルキ抜きの薬剤を入れ過ぎてしまうと、最悪の場合、エラがダメージを受け、金魚が呼吸困難になって死んでしまう可能性があります。
カルキ抜きを入れ過ぎたな、と感じたら、その水は使わないようにしましょう。
ただし、目安の分量より少しだけ多く入れ過ぎてしまったのなら、基本的に問題はありません。
それでも気になる場合は、塩素チェッカーという体温計みたいな機器があるので、それを使って水の塩素を確認しましょう。
金魚を飼うって、思った以上に大変なんですね。
でも、きちんと適した環境で育てていけば、金魚は驚くほど大きくなる場合もあるんですよ!
私が昔飼っていた金魚も縁日で手に入れたものですが、最初は細くて小さかったのに、小アジくらいの大きさまで育ちました。
まとめ
金魚を飼うのに適している水は、汲み置きしてカルキを抜いた水道水です。
ミネラルウォーターや浄水器だと、キレイすぎたりして逆に適さない場合があるんですよね。
汲み置きしたり、10分間沸騰させたり、あるいはカルキ抜きの薬を入れた水で、金魚を育てていきましょう!
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