エアコンを付けると、パキパキとうるさい音が出る…そんな経験はありませんか?
静かに過ごしたい時にこんな音が出たら、ストレスになってしまいますよね。
又、こんな音が出ると、エアコンが故障してしまったのかと心配になります。
そこで、エアコンから出るパキパキ音の原因と対処法についてまとめました。
エアコンの音がパキパキ…原因は?
エアコンからパキパキという音が出る場合、主に3つの原因が考えられます。
「エアコンが古過ぎる」
エアコンの寿命は、大体10年くらいだと言われています。
なので、それを過ぎたら買い替え時なのですが、ついつい長く使ってしまうことがありますよね。
このような場合、本体そのものが劣化して、パキパキ音を鳴らすようになります。
「エアコンの中が汚れている」
エアコンを長年使い続けていると、内部にホコリが溜まっていきます。
この状態のまま電源を入れると、詰まったホコリも内部で一緒に動き出します。
それによって、エアコン内部のあちこちにダメージを与えます。
それと同時に、エアコンのフィルターも目詰まりを起こしてしまいます。
これらのことが引き金となり、エアコンの送風ファンなどが故障します。
その結果、電源を入れるとパキパキと音を出すようになってしまいます。
「エアコンと壁との温度差による膨張」
これは、エアコンを取り付けている壁の素材が熱を通さない素材の場合に起こります。
例えば、壁が鉄筋素材だったりする場合ですね。
エアコンは、冷房・暖房問わず、電源を入れている時、熱を発します。
でも、熱を通さない素材の壁に取り付けられていると、壁とエアコン本体は冷たいままになります。
ところがこの場合、エアコンの吹き出し口付近の部分だけが熱くなります。
これによって、その部分が膨張してしまい、パキパキ音を出すようになります。
エアコンがパキパキうるさいときの対処法
では、エアコンのパキパキ音がうるさい場合、どのように対処したら良いのでしょうか。
まずは最初に、エアコンの電源を切ってみてください。
エアコンのパキパキ音のほとんどは、電源を入れている時に鳴ります。
そのため、大抵の場合は、電源を切ればパキパキ音は収まります。
もう1つ行いたい対処は、エアコンの定期的な整備点検と掃除です。
1~2年に1回くらいはプロの業者さんを呼び、エアコンの整備と、内部の掃除をしてもらいましょう。
そうすれば、パキパキ音に悩まされることはなくなるでしょう。
今は、エアコンの内部掃除用のスプレーも出ていますが、それでは不十分です。
やはり、プロの業者さんに、徹底してキレイにしてもらうことが理想です。
エアコンのパキパキ音、暖房や冷房を付けてなくてもなる場合は?
エアコンのパキパキ音は、大抵の場合はエアコンの電源をOFFにすれば解決します。
ところが、「電源を切ってもまだ音がする」というケースもあります。
この場合は、エアコンの本体ではなく、室外機やドレンホース内の不具合が原因だと考えられます。
室外機の不具合が原因だという場合は、業者さんを呼んで、修理してもらってください。
自分で修理しようとすると、かえって逆効果になるので、必ず業者さんに頼みましょう。
一方、ドレンホースの不具合が原因の場合は、排水口の穴を狭くしてみると良いでしょう。
ドレンホースの不具合は、排水口からホコリや隙間風が入り込んで起きることが多いからです。
それでも解決しない場合は、やはり業者さんを呼ぶことをオススメします。
まとめ
エアコンからパキパキという音がしたら、大抵の場合は、電源を切れば解決します。
又、このような音がしたら、エアコン本体が劣化していたり、汚れていたりする可能性があります。
なので、これを機会に、エアコンの整備や掃除を定期的に行うようにしてください。
一方、エアコンの電源を切ってもパキパキ音が鳴る場合もあります。
この場合は、本体ではなく、室外機やドレンホースに問題があると考えられます。
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