プリンには、焼きプリンと蒸しプリンの2種類があります。
どちらもおいしいですが、この2つはどう違うのかがわかりづらいですね。
そこで、焼きプリンと蒸しプリンはどう違うのかについてお話していきます。
手作りのプリンだけでなく、市販のプリンについても触れていきたいと思います。
焼きプリンと蒸しプリンの違い
焼きプリンと蒸しプリンの違いは、その作り方です。
手作りでプリンを作る場合、実はこの2つの違いはそれだけなのです。
焼きプリンは、読んで字のごとく、「焼いて作ったプリン」です。
蒸しプリンの場合は、「蒸して作ったプリン」です。
焼きプリンも蒸しプリンも、作る時の材料は同じものを使います。
分量は、作る個数にもよりますが、あまり違いはありません。
では、プリンを手作りするとしたら、どちらが美味しくできるのでしょうか。
これは、正直、好みが分かれるのではないかと思います。
トロっとしたなめらかな食感が好きなら、蒸しプリンがオススメです。
表面の焦げ目や香ばしさが好きなら、焼きプリンがオススメです。
どちらの食感が好きかどうかで、食べた時の感想が大きく分かれるかもしれませんね。
プリンを作るときはオーブンで?蒸し器で?違いは?
では、焼きプリン・蒸しプリンはそれぞれ、どのように作るのでしょうか。
焼きプリンの場合は、オーブンを使って作ります。
プリンを焼く場合のオーブンは、水蒸気が出るタイプが適しています。
でも、もしそのようなオーブンを持っていないという場合もありますよね。
この場合は、天板にお湯を少し入れ、プリン型をアルミホイルで密封します。
これで、通常のオーブンでも水蒸気が出やすくなりますよ!
一方、蒸しプリンの場合は、鍋でお湯を沸かし、そのお湯の中にプリン型を入れて蒸します。
作り方の要領としては、茶碗蒸しと同じだと考えてくださいね。
この場合、お湯の温度が高過ぎても低過ぎても失敗してしまいます。
なので、60~80℃くらいにし、常に弱火のままじっくり蒸していきます。
市販のプリンと焼きプリンの違いは?
さて、市販のプリンと、焼きプリンの違いは、実は作り方だけではありません!
もちろんこの2つは、作り方も全く違います。
でも、市販のプリンと焼きプリンの決定的な違いは、使っている材料なのです。
この2つのおおむねの材料は同じなのですが、1つだけ、決定的な違いがあります。
市販のプリンの材料には、ゼラチンが使われているのです!
このゼラチンが、プリンをプルンプルンとした食感・質感にするのに役立っているのです。
市販のプリンをよく見てみると、ゼリーのようなプルプル感がありますよね。
これは、ゼラチンが使われていることによるものなのです。
(上の写真は市販のプリンです)
一方、焼きプリンにはゼラチンが使われていません。
牛乳・卵・砂糖だけで作られているので、市販のプリンのようなプルプル感はありません。
但し、ケーキ屋さんなどは、ゼラチンを使わない焼きプリンを販売している所も多いようです。
まとめ
焼きプリンと蒸しプリンは材料は同じですが、作り方が違います。
焼きプリンはオーブンで焼き、蒸しプリンは鍋で蒸して作ります。
それぞれ食感が違うので、好みのものを作ってみてくださいね。
又、市販のプリンには、手作りのプリンと違い、ゼラチンが使われています。
このゼラチンが、プルンプルンした食感を作っているのです。
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