野菜炒めを作る時って、肉と野菜、どっちを先に炒めればいいのか、分からなくなりませんか?
火の通りにくい野菜とかも、美味しくするにはどの順番で炒めていけばいいのか、意外と知らない人が多いんですよね。
私も結婚したての頃は、なんとなくでやっていました。
でも、適した順番で炒めるとやっぱり美味しくなるんです!
今回は、料理初心者でも安心できる、炒め物は肉と野菜のどちらから炒めるべきなのかを解説しますね^^
【肉と野菜どっちを先に炒めるか】料理にもよるけれど…??
炒め物なら基本的には、肉から先に加熱していくようにしましょう。
ただし、ニンニクなどを使う場合は、油をひいたら先に、ニンニクから炒めた方が、香りが立って、食材にもよく香りをまとわせられますよ。
例えば、中華料理の麻婆系の炒め物などは、先にみじん切りしたニンニクや長ネギから炒めて、次にひき肉を入れていきます。
でも、スタンダードな家庭料理の野菜炒めなら、ニンニクなど香りを出すものは使わないことが多いので、肉からまず炒めていきましょう。
肉を先に炒める理由
肉から先に炒める理由は、まず食中毒の予防ですね。
中までちゃんと火が通ってないと、特に豚肉などは食中毒を起こす可能性もあるので、すごく危険なんですよ。
でも、野菜から先に入れてしまうと、後から入れる肉は火の通りが悪くなり、中が生焼けの状態になるかも知れません。
また、肉を高温で素早く表面を焼くと、旨みが逃げにくくなりますよ。
ただ、肉ってあまり火を通し過ぎると、硬くなってしまうことがありますよね。
そんな時は、まず肉を軽く色付く程度に焼いたら、一旦お皿にあけておき、野菜を炒めます。
野菜もある程度火が通ったら、お皿に移しておいた肉を入れて炒めれば、肉が硬くなり過ぎるのを防ぎつつも、中までちゃんと加熱できますよ。
ちょっと手間だけれど、実際に私もこの方法で作るようにしたら、本当に程よく柔らかい肉の炒め物ができるようになったので、ぜひやってみてくださいね。
玉ねぎと肉だと炒める順番は?
玉ねぎをはじめ、火が通りにくい野菜ってありますよね。
キャベツの芯に近い部分とか、人参やかぼちゃ、じゃがいもなど。
そういう場合でも、まず肉から炒めてください。
そして、先ほど説明したように、一旦軽く焼いた肉をお皿に移してから、次に火の通りにくい野菜を炒めていきましょう。
火の通りにくい野菜も程よく加熱したら、肉を入れて、そして最後にもやしやピーマンなど、軽く火を通す程度で良い野菜を入れて仕上げると良いですよ。
また、火の通りにくい野菜は、なるべく薄く小さめに切っておくと、加熱しやすくなるのでとっても楽です。
美味しく野菜炒めを作るには、野菜をカットする大きさも重要だったんです^^
お子さんがいらっしゃる家庭だと、小さいほうが食べやすいですし、時短にもなるならいいことずくめです!
次に炒め物を作る時は、ぜひこの方法で作ってみてくださいね!
まとめ
炒め物を作る時は、基本的に肉から先に炒めていきましょう。
中華だとものによっては、みじん切りにしたニンニクや生姜、長ネギなどから炒めますが、家庭料理の野菜炒めなら、肉からでOKです。
肉を先に軽く炒めたら一旦お皿に移し、次に火の通りにくい野菜を炒めましょう。
そのあと、お皿に移しておいた肉を入れ、火の通りやすい野菜を入れれば、美味しい仕上がりになりますよ。
料理初心者でもこれなら簡単に出来るので、試してみましょう。
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