「オーガニックコスメは肌に優しい」というイメージがありますが、合わない人もいます。
人によっては、オーガニックコスメを使ったことで、肌荒れを起こす人も多いようです。
オーガニックコスメを使って起きる肌荒れの原因は、いったい何なのでしょうか。
又、オーガニックコスメを「合わない」と判断する基準は、どのようなものなのでしょうか。
オーガニックコスメで肌が荒れる原因として考えられるのは
オーガニックコスメは、化学物質ではなく、植物由来成分で作られています。
なので、「自然のもの=ナチュラルで肌に優しい」と思ってしまいますよね。
ところが、この「自然のもの」こそが、肌荒れを引き起こすのです。
全く手を加えられていない自然の成分は、人間の体には強過ぎるのです。
このような成分をふんだんに使っているオーガニックコスメは、実は成分が強いのですね。
そのため、肌が敏感な人はそれを感じ取り、肌が拒否反応を起こしてしまいます。
この「肌の反応」が、肌荒れという現象となって現れるのです。
なので、オーガニックコスメによる肌荒れは、植物の強過ぎる成分が原因と言えますね。
ちなみに、配合されている全ての植物成分が1%以下の濃度なら、肌荒れのリスクは減るようです。
配合されている植物成分そのものよりも、濃度が問題なのですね。
又、特定の植物にアレルギーを持っている人も、肌荒れを起こしやすいようです。
アレルギーの原因となる植物の成分が配合されていると、肌が反応してしまうのです。
オーガニックコスメでニキビが悪化するのは本当に好転反応…?
オーガニックコスメを使って、好転反応として肌トラブルが起きることもよくあります。
では、ニキビが悪化するのは、本当に好転反応なのでしょうか。
結論から言うと、ニキビの悪化は、好転反応である可能性もあります。
でも、「絶対に好転反応」とは言い切れないのが現実です。
「ただ単に肌に合わないからニキビが悪化した」という可能性も高いからです。
なので、オーガニックコスメを使ってニキビが悪化した場合、まずは使用をやめましょう。
そして1週間くらい様子を見て、症状が治まった場合は好転反応かもしれません。
でも、どんどん悪化するようなら、好転反応ではない可能性が高いでしょう。
又、今までにないくらいニキビが悪化しているのであれば、皮膚科を受診する必要もあります。
ちなみに、オーガニックコスメの使用後、健康な肌にいきなりニキビができることもあります。
このような場合は、好転反応によるニキビではないと言われています。
敏感肌の人がオーガニックが合わないと判断する基準
次に、敏感肌の人がオーガニックコスメが合わないと判断する基準についてお話していきます。
まず「使用後すぐに、赤みやかゆみが出た」という場合は、化粧品が合っていないかもしれません。
これは、化粧品の成分が肌をいきなりガツンと刺激してしまったということです。
なので、この状態が続くと、肌に良いことはないので、使用をやめましょう。
又、先程もお話したように、「ニキビが悪化して、一向に治らない」という場合も危険です。
仮に好転反応であれば、症状は一時的なもので済みます。
でも、なかなか治らない場合は、化粧品が合っていない可能性があります。
ニキビだけでなく、「湿疹が出て、それが全く治らない」という場合も同様です。
まとめ
オーガニックコスメは、植物の成分が濃厚に配合されています。
そのため、成分が強く、肌荒れやアレルギー反応を引き起こすこともあります。
その一方で、オーガニックコスメの使用後、ニキビの悪化などの好転反応が起きることもあります。
好転反応の場合は、しばらく様子を見るだけでかまいません。
しかし、ニキビや湿疹が一向に治らなかったりする場合は、好転反応ではない可能性があります。
又、使用後すぐに赤みやかゆみが出たら、化粧品が合っていないと考えられます。
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