料理の味が濃くなることは、料理初心者がやってしまいがちな失敗の1つです。
又、人によっては、「何年料理をしていても、つい味が濃くなる」というケースもあります。
では、料理の味が濃くなってしまう原因は何なのでしょうか。
そして、料理の味が濃い時に確認することや、良い対処法はあるのでしょうか。
料理が濃い味になってしまう原因
料理の味が濃くなってしまう場合、いくつか考えられる原因があります。
「味覚がずれてしまっている」
例えば、女性は生理になると、普段とは味覚が変わってしまうと言われています。
実際に、「生理になると、なぜか味付けが濃くなってしまう」という人も少なくありません。
又、味付けが濃い地域出身の人も、そうでない人とは味覚が違います。
「味が濃いのが普通」という中で育ったため、味付けが濃くなるのは仕方ないのかもしれません。
「味を調整せずに、レシピ通りに作っている」
これは、料理初心者が最もやってしまいがちなことかもしれません。
料理に慣れていない場合、レシピ通りに作らないと不安ですよね。
そのため、レシピに書かれている調味料の量を鵜呑みにしてしまうことがあるのです。
でも、レシピに書かれていることは全て正しいとは限りません。
味見を全くせずレシピだけを頼ってしまうと、どうしても味が濃くなってしまいますよ。
料理の味が濃いと言われたときに確認すること
料理の味付けが濃いと言われたら、確認すべきことが3つあります。
1つ目は「生理前・生理中でないかどうか」ということです。
先ほどもお話した通り、生理中は味覚が変わってしまいます。
それに加えて、生理前も、ホルモンバランスの変化により、味覚が若干違ってしまうことがあるようです。
2つ目は、「自分は味が濃い地域の出身かどうか」です。
もし味が濃い地域出身である場合は、無意識的に味付けが濃くなっている可能性があります。
3つ目は、「病気による味覚障害かどうか」ということです。
他の皆が「味が濃い」と言っているのに、自分だけはそう思っていない場合がありますよね。
この場合、病気による味覚障害という可能性もゼロではありません。
心配な場合は、耳鼻科を受診して検査を受けてみてくださいね。
あなたは味付けが濃い地域出身かも? でも工夫すれば大丈夫!
もしあなたが味付けが濃い地域出身だったら、知らないうちに味付けを濃くしているかもしれません。
でも、ちょっと工夫すれば、味が濃くなり過ぎることはなくなりますよ。
まず、「調味料ではなく、できるだけ出汁を使う」という工夫です。
料理の味付けをする際、調味料で味付けをすると、どうしても濃くなります。
そこで、出汁を中心に使うことを意識すると、味が大分薄くなります。
次に、「調味料は、最後に絡ませるようにする」という工夫です。
最初の段階で調味料を入れると、具材に味がしみ込んでしまいますよね。
これだと味が濃くなるので、調味料は最後に入れるようにしましょう。
そうすることで、具材の芯まで調味料が浸透してしまうことがなくなります。
まとめ
濃い味付けに慣れていたり、レシピを鵜呑みにしていたりすると、味付けが濃くなりがちです。
又、生理前・生理中は味覚が変わるので、この時期にも味が濃くなりやすいようです。
もし「味が濃い」と言われたら、自分の出身地域や体調を確認しましょう。
更に、病気の味覚障害が心配な場合は、耳鼻科で検査を受けてください。
味付けが濃い地域出身の場合は、調味料ではなく、出汁を使うといいですよ。
又、料理の最後に味付けを行うと、具材にしみ込みにくくなるので、味付けが薄くなります。
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