お菓子や海苔の袋に入っている乾燥剤って、普通に可燃ゴミに分別して捨ててしまって良いんでしょうか?
でも乾燥剤って、発熱することもあると聞いたことがあります。
そんなものを適当に捨てたら危なそうで、ちょっと怖いですね。
そこで今回は乾燥剤の正しい捨て方や、シリカゲルと石灰乾燥剤の違いなどを調べてみました。
シリカゲルと石灰乾燥剤の違い
シリカゲルは水分を吸収しても発熱しませんが、石灰乾燥剤は水を吸うと発熱するため、出火の危険性があります。
これが注目すべきシリカゲルと石灰乾燥剤の違いですね。
更に詳しく説明するとシリカゲルとは、袋に透明や青色のビーズによく似た粒々が入っているものです。
一般的に最も多く使われている乾燥剤で、お菓子の湿気を取るAタイプと、衣類などの湿気を取るBタイプの2種類があるんですよ。
一方、石灰乾燥剤ですが、白っぽい小石のような粒々をしていて、小さな白い袋に入っていることが多く、海苔やせんべいに使われるもの。
この石灰乾燥剤は、湿気を吸い込むと小石のような粒から粉末状に変わる特徴を持っています。
シリカゲルと石灰乾燥剤の捨て方
乾燥剤の捨て方は、自治体のルールに沿って分別しましょう。
ただし、先ほど説明したように、石灰乾燥剤は、うっかり水を付けてしまうと熱を発する危険性があるので、注意しなければなりません。
シリカゲルなら基本的に、燃えるゴミとして普通に捨ててしまってもOKなのですが、石灰乾燥剤の場合は、少量でも水が染み込んでしまうのは厳禁。
水に濡れた石灰乾燥剤は発火する場合も多いので、ゴミ箱にそのまま捨てたりせず、一旦ビニール袋に入れて濡れないようにしてから捨てましょう。
石灰乾燥剤がいくつか集まったら、まとめてビニール袋に入れて捨ててしまうのがおすすめの捨て方です。
小さな乾燥剤が出火原因になるかもしれないと思うと怖いので、きちんと廃棄したいですね。
海苔やせんべいについている石灰乾燥剤には十分に注意しましょう!
乾燥剤って再利用できるの?
シリカゲルは、湿気を吸って青い粒がピンクになっていたら、袋から取り出してフライパンで加熱すれば、また除湿剤として使用できるんですよ!
弱火で熱して、シリカゲルがピンクから青に戻ったら、粗熱を冷まし、お茶パックに使う不織布の袋に入れて、食べ物の湿気を取ったり、衣類や靴の乾燥剤としても使うことが出来ます。
湿気の多い時期などは特に助かりますね!
そして、石灰乾燥剤は、粉末状になっていればもう乾燥剤としては使えませんが、袋から出して土に混ぜれば、植物の肥料として再利用が可能。
つまり乾燥剤って、シリカゲルも石灰も再利用が出来るんですね!
特にシリカゲルは何度でも乾燥剤としての役割を果たすので、捨てずに溜めておくと良いかもしれません。
でも、お子さんやペットが口に入れないように、管理には十分気を付けてくださいね!
ここまでまとめて言うのもなんですが、私は管理に自信がないので捨てちゃってます…( *´艸`)
まとめ
シリカゲルは透明や青のビーズのような粒々で、水に濡れても発熱しません。
一方、石灰乾燥剤は小石のような粒々で、湿気を吸うと粉末状になり、水に濡れると発熱して出火する危険性もあるので、捨て方には要注意。
シリカゲルは普通に可燃ゴミなどで捨てて良いですが、石灰乾燥剤は濡れないように、いくつか溜まったら、まとめてビニール袋に入れて捨てると良いですよ!
そして、シリカゲルはフライパンで加熱すれば中の湿気が飛ぶので、また乾燥剤として使えます。
石灰乾燥剤は肥料になるので、どうせなら捨てずに再利用してみてはいかがでしょうか?
コメント