今の時代は、仕事でめざましい活躍をする女性も多く、女性の収入も高くなっています。
そのため、家庭によっては、妻の収入が夫の収入よりも多い場合もありますよね。
では、妻の収入が自分より高いという場合、夫はそのことをどう思っているのでしょうか。
又、その場合、家計や家事の負担については、どのようにしているのでしょうか。
自分より稼ぐ妻に対して世の男性はどう思ってる?
ではまず、自分よりも稼ぐ妻に対する、世の中の夫の本音について見ていきましょう。
世の中の変化に伴い、「女性は男性よりも稼いではいけない」という暗黙のルールは大分減ってきました。
そのため、自分より稼ぐ妻に、理解を示す夫もかなり増えてきたようです。
ところがその一方で、妻の方が収入が多いことへの不満を漏らす夫も、もちろんいます。
例えば、「女性は男性よりも稼ぐべきではない」という思い込みがあると、不満を持つようです。
この思い込みがあると、「暗黙のルール」に従わない妻に対して、複雑な思いを抱きますね。
又、夫側のプライドが高過ぎる場合も、妻が稼ぐことに対する不満が出やすくなります。
この場合、「夫である自分の方が上、妻はそれよりも下の存在」という思い込みに繋がります。
その結果、自分の地位を妻に脅かされそうに感じて、不満を持ってしまうのですね。
妻の方が収入が多い場合家計負担の割合ってどうすべき?
では、妻の方が収入が多い家庭の場合、家計の負担はどうすべきなのでしょうか。
家計の負担に関しては絶対的な正解はありませんが、最もトラブルのない負担についてお話します。
まず、夫と妻の収入を全て1つの財布に一緒にしてしまいます。
法律的には、夫の収入も妻の収入も、「夫婦の共同資産」です。
どんなに妻が稼いでいようと、夫婦の収入は1つの財布にまとめてしまうのですね。
次に、毎月の生活費全般を割り出し、最初にそれをあらかじめはねておきます。
そしてその残りの中から、夫婦それぞれが毎月決まった金額をもらうようにするのです。
言い換えれば、「生活費を差し引いた中から、お小遣いをもらう」という感覚ですね。
我が家は結婚当初からこの方式です。
私の収入が増えれば家計に余裕ができますし、小遣いアップのチャンスもありますので、夫も嬉しいですよね^^
今どのくらい貯金があるのかも明らかなので、何にどのようにお金を使うかを夫婦で話しやすいというメリットもあります。
中には、「お金の使い方と管理は、夫婦別々」という人もいるようです。
でも、先ほどもお話したように、夫の収入も妻の収入も、「夫婦の共同資産」です。
そのため、それを踏まえた家計の運営をしていくと、トラブルが少なくなるのではないでしょうか。
夫が貯金担当だったのに、全然していなかったことが判明した!なんて話を耳にすることも少なくありませんから。
又、もしどちらかが働けなくなった場合も、生活の立て直しもが困難ではなくなります。
妻の方が収入が多い場合の家事の割合は?
では、妻の方が収入が多い場合、家事の負担はどうするべきなのでしょうか。
家事は、どちらか1人に負担がかかり過ぎると、不満が爆発する原因になります。
これは、収入が多かろうと、少なかろうと関係ありません。
そのため、まずはお互いの得意な作業と不得意な作業を割り出しましょう。
自分が得意とする作業は自分が担当し、不得意なものは相手にお願いします。
もし、2人共不得意な作業があれば、半分ずつ負担し合うなどの工夫をしてください。
そして、1番大切なのが、「最初に決めた分担にこだわり過ぎないこと」です。
いくら分担しても、疲れていたり、体調が悪かったりしたら、できませんよね。
そんな時は、余裕のある人が手伝ってあげる柔軟性も必要になります。
最初に分担の約束をすることは大切ですが、ストレスになっては本末転倒ですよ。
臨機応変に対応するためにも、日頃のコミュニケーションが大切です。
我が家は共働きですが、私が時短勤務をしているのでその分少し家事や育児の割合は多くなっています。
でも、「お互い無理をしないこと」と決めているので、疲れているときは手抜きしますし、夫を頼ります。
逆もしかりです^^
どちらにしても、女性のほうが家や子供のことに関してはよく気がついてしまうので、家事の割合は多くなりがちなんですよね。
そのことでイライラするくらいなら、あえて気づかないふり!とか、頭が痛いフリ!とかしてサボっちゃいましょう(笑)
ちなみに我が家は、「〇日までに~の支払いをする」や「月に2回の資源ごみの日を覚えておく」などのスケジュール管理が必要なものは夫が苦手なので、「掃除機をかける」、「オムツに名前を書く」などの単純作業を私の指示のもとやってもらっています^^
まとめ
夫よりも妻の方が稼ぐということに対して、それに理解を示す夫も最近は増えてきました。
ただ、夫が自分のプライドや思い込みを捨てられない場合、不満を持つこともあるようです。
家計の負担に関しては、夫の収入も妻の収入も「夫婦の共同資産」と考えると良いでしょう。
又、家事の負担は、「分担を決めつつ、臨機応変に対応を…」という形がオススメです。
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