オキシクリーンはとても優れた漂白剤で、どんな汚れでも真っ白な状態に戻すと言われています。
ところが、オキシクリーンに靴をつけた結果、全く綺麗にならなかったという人もいるようです。
それどころか、「かえって靴が臭くなってしまった」という声まで寄せられています。
ここでは、オキシクリーンで靴を綺麗にするポイント・失敗しないポイントについてお話します。
オキシ漬けした靴が臭い!どうにかできる?
本来であれば、オキシクリーンを使うと、靴の匂いまで除去することができます。
私自身、臭いが気になる靴をオキシ漬けしたら、全く臭いは気にならなくなりました。
でも、オキシ漬けした靴が臭くなってしまった場合、使い方が間違っている可能性もあります。
オキシクリーンは、50℃くらいのぬるま湯に溶かして使うのが良いとされています。
もしオキシ漬けした靴の匂いが気になる場合は、水で溶かしてしまっている可能性もあります。
ぬるま湯を使うと、オキシクリーンの効果はかなり確かなものになると言われています。
私も、ぬるま湯で溶かして使ってみたところ、汚れも臭いも落とすことが出来ました。
なので、臭いが気になるという人は、水ではなく、ぬるま湯を使ってみることをオススメします。
ちなみに、オキシクリーン自体は、漂白剤の中でも臭いが少ないタイプではあります。
オキシ漬けで傷むことはある
靴をオキシ漬けした結果、靴が傷んでしまったというケースはかなり多いようです。
オキシ漬けした靴が傷んでしまう原因は、2つほど考えられます。
1つめに考えられる原因は、「オキシクリーンと合わない素材の靴である」というものです。
皮素材・合皮素材・エナメルの靴は、オキシクリーンを使うと、すぐに傷んでしまいます。
又、「ドライクリーニング」という表示がある靴も、オキシクリーンとは合いません。
もし素材がよくわからなければ、靴の端でダメージチェックを行ってからオキシ漬けをしましょう。
いきなりオキシ漬けをしっかりやってしまうと、靴全体が台無しになってしまいますよ。
ちなみに、布製・ビニール製のスニーカーに関しては、オキシ漬けしても傷みません。
2つめに考えられる原因は、「いきなり長時間オキシ漬けをしている」というものです。
確かに、ある程度の時間漬け置きしないと、靴の汚れは綺麗になりません。
でも、いきなり何時間もオキシ漬けしてしまうと、靴の素材がオキシクリーンの成分に負けてしまうことがあります。
なので、オキシ漬けは、2~3時間くらいにし、必要であれば時間を延長するという形がオススメです。
オキシクリーンで靴が綺麗にならない場合
オキシクリーンで靴が綺麗にならない場合は、まず、漬け置き時間を少し延長してみることをオススメします。
頑固な汚れの場合、最低5~6時間以上は漬け置きしないと、汚れが完全に落ちないこともあります。
但し、そのまま放置して靴が傷む場合もあるので、こまめに靴の状態を確認しながら行いましょう。
その際、素手で靴を持つと肌が荒れるので、ゴム手袋をつけて行ってくださいね。
又、オキシクリーンに漬けただけでは汚れ落ちが不十分な場合は、その後、こすり洗いをしましょう。
ブラシを使い、汚れが気になる部分を軽くこすってみると、大分綺麗になりますよ。
この場合も、必ずゴム手袋を着用し、手が荒れないように保護してからこすり洗いをしてください。
そして、あまり強くこすると靴が傷むので、軽くこするのがポイントです。
オキシクリーンの匂いが気になる場合
オキシクリーン自体には、気になる匂いはほとんどないと言われています。
でも、オキシ漬けしている間、何かの匂いが気になる場合もありますよね。
これは、靴の匂いである可能性も高いですが、気分が悪い以上は対策が必要です。
まず、先ほどお話したように、靴の匂いを完全に取るために、水ではなく、ぬるま湯で溶かしましょう。
そして、オキシ漬けしている間は、できるだけこまめに換気をし、風通しを良くしておいてください。
この2つの対策をきちんと行えば、嫌な匂いも気にならなくなると思います。
まとめ
オキシクリーンは、ぬるま湯で溶かして使い、最初は短い時間から漬け置きを始めてください。
又、オキシクリーンと合う素材の靴かどうか、漬け置きの前にダメージチェックをしましょう。
このようにすれば、靴を傷めることなく、嫌な臭いも消すことができます。
そして、オキシ漬けの後、軽くこすり洗いをすると、汚れた靴も真っ白になりますよ!
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