夏休みといえば、近所の公園や公民館で子供たちがラジオ体操をするのが風物詩。
でも、なぜせっかくの休みなのに、子供たちにラジオ体操をさせるんでしょうか?
私も子供の頃、すごく面倒に感じてこの疑問が浮かんだ経験があります。
そこで今回は、夏休みになるとなぜ、子供たちにラジオ体操をさせるのか、その疑問を解決してみました。
夏休みにあるラジオ体操の意義とは
夏休みのラジオ体操は、子供たちが休み中も、規則正しい生活を送るために作られたものなんですよ。
長期の休みに入ると、どうしてもダラダラとした生活をしてしまいがち。
夜遅くまで起きていたり、昼近くまで寝ていたり、昼夜逆転の生活をしてしまう子が多いんですよね。
そんな生活を続けていると、学校が始まった時に身体がだるくて辛くなります。
そこで、夏休みの朝はラジオ体操に行かせることで、無理にでも子供たちに規則正しい生活を送るようにさせているんですよ。
ラジオ体操は、運動不足の解消にもなるので、かなり健康的なんです。
また、ラジオ体操に参加すると、専用のカードにスタンプがもらえて、それを集めると参加賞がもらえるなど、子供たちの意欲を上げる役割もあります。
子供たちにしてみれば、面倒ですごく嫌なものですが、実はメリットだらけのものだったんですね!
ラジオ体操は夏休みにどのくらいの期間でやる?
ひと昔前だと、夏休み中は土日とお盆休みを除いてほぼ毎朝、だいたい6時30分頃から実施している地域が多かったんですよね。
でもここ最近では、夏休み中の10日間だけとか、かなり期間が短くなっています。
少子化だったり、参加者が激減したり、監督する保護者がいなかったり、騒音で苦情が来たりとか、世知辛い理由があるんだとか…。
ただ、ラジオ体操の期間は、地域によってもバラバラで、ほぼ毎日、という未だに盛んな場所もあるんですよ。
ラジオ体操は夏休みなのに強制参加なの?
昔はほぼ強制参加で、行かないとお父さんお母さんに怒られた、なんて人も多いんじゃないでしょうか?
でも今では、強制的ではなく、自由参加が主流になってきています。
最近は共働きの親御さんが多いから、ラジオ体操を監督する人もいないし、習い事や塾で子供も忙しかったりするんですよね。
また、物騒な事件が多いから、人の少ない早朝に子供を外に出したくない、という親御さんもいるため、ラジオ体操の参加者がかなり減っています。
実際、平成生まれの後輩と話していたら、小学生の頃、「夏休みのラジオ体操には1度も参加したことがありませんし、親からも参加しろとは言われませんでしたよ。」と言っていました。
そもそも学校でも、ラジオ体操についてお知らせがなかったし、いつどこでやっているのかも、よく分からなかったそうです。
「昭和が舞台のアニメの中でしか、ラジオ体操をやっているのを見たことがなかった」とまで…( ;∀;)
でも、ラジオ体操って本当に健康に良いので、もし可能なら、自分の子どもを参加させたいですね。
まとめ
ラジオ体操は夏休み中でも、子供たちに規則正しい生活を送らせるためにあるものです。
軽い運動をすることで、健康への効果もあるんですよ。
でもここ数年では、10日間など、短期間でラジオ体操を実施している地域が多く、色んな理由から、参加者も減ってきています。
ラジオ体操に参加しなくても、せめて夏休み中も、規則正しい生活を子供に遅らせるようにしたいですね。
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