プリンを手作りする時にちょっと悩むのが、「いつ出来上がるのか」ということです。
そして、どのタイミングで出来上がりを確認したら良いか、迷うことがありますね。
そこで、蒸しプリン・焼きプリンそれぞれの、出来上がりの確認のことについてお話していきます。
又、プリンが固まらない時の対処法についても触れていきます。
蒸しプリンが固まったか確認したいとき
まず、蒸しプリンが固まったかどうかの確認についてお話していきます。
蒸しプリンは、鍋にお湯を入れ、その中に型を入れてプリン液を蒸して作ります。
まず鍋のお湯は沸騰させず、60~80℃をキープします。
温度が低過ぎると固まらず、高過ぎると、「す」ができたり、固くなり過ぎたりします。
そして弱火のまま、20~25分くらい蒸していきましょう。
この時間が過ぎたら、1度プリン型をお湯から出します。
そしてプリン型を、左右に揺らしてみてください。
この時、プリン液が流れてこなければ、「固まった」と考えて良いでしょう。
焼きプリンの焼き具合を確認したいとき
次に、焼きプリンの焼き具合の確認についてお話していきます。
焼きプリンは、水蒸気が出るタイプのオーブンを使います。
焼きプリンの場合は、「オーブンで1時間以上は焼く」という心づもりでいてください。
この時、オーブンの温度は60℃になっていることも大切です。
温度が低いと固まらず、高過ぎると弾力が出過ぎてしまうからです。
そして、焼き始めて1時間くらい経ったら、オーブンから蒸気が出ているかどうか確認しましょう。
オーブンから蒸気が出ていたら、オーブンを開けて、プリン型を左右に揺らしてみます。
この時、プリンの液が流れないようであれば、プリンが固まったと考えてください。
もし心配であれば、プリンにつまようじか竹串を刺してみてください。
この時、つまようじ・竹串にプリンの液が付着しなければ、焼き上がりです!
プリンが固まらない場合は再加熱?
プリンが固まらない時は、何度か再加熱してみるのも良いでしょう。
温度を少しだけ高めにして、1~2分刻みで数回加熱してみてください。
この時に気をつけたいことは、「長い時間、一気に加熱しようとしない」ということです。
これは、蒸しプリンの場合も、焼きプリンの場合も同様です。
一気に加熱しようとすると、固まり過ぎて失敗する場合があるからです。
又、焼きプリンの場合は、オーブンの中で爆発する場合もあるので危険です!
この再加熱を数回試してダメであれば、固まらない原因は他にあります。
例えば、材料の分量を間違えてしまったということも考えられます。
プリンは、材料の分量を間違えると、どんなに加熱しても固まりません。
この場合は、残念ですが、プリンとして食べることは諦めましょう。
その代わり、失敗したプリン液をパンに塗りこんで焼き、フレンチトーストにするという方法もあります!
このフレンチトーストも、カスタード風味でとてもおいしいですよ。
まとめ
蒸しプリンは、蒸してから20~25分後、プリン型をお湯から出します。
そして、プリン型を揺らし、液が流れなければ完成です。
焼きプリンは、焼き始めて1時間少し経ったら、オーブンから水蒸気が出るかどうかを確認します。
そして、蒸しプリン同様、型を左右に揺らしてみましょう。
もし加熱が足りなさそうなら、数回再加熱してみても良いでしょう。
それでも固まらない場合は、リメイクメニューを作って乗り切ってください。
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