しばらくの間しまっておいた服に、茶色いシミが付いてしまったことはありませんか?
このシミは落としづらいので、気に入っている服に付くとショックですよね。
では、このシミの正体は何なのでしょうか。
そして、茶色いシミができてしまった場合、どんな方法なら落とすことができるのでしょうか。
服の茶色のシミ…これってカビ!?
服に付いた茶色いシミの正体は、2つのものが考えられます。
1つめは、「カビが酸化して茶色くなったもの」です。
服にカビが発生し、そのまま時間が経つと、カビが死んで酸化します。
この「酸化したカビ」が、茶色いシミとなって残ってしまうのです。
そのため、日頃からカビが発生しないように気をつけておく必要がありますね。
特に、梅雨シーズンや夏の時期などは、定期的に風通しを良くして、カビを防ぎましょう。
2つめは、「前に付けた透明なシミが酸化して、茶色くなったもの」です。
服にシミを付けても、それが透明だった場合、気づかないままになることもあります。
そのままシミ抜きをせずにしまいっ放しにすると、そのシミが酸化していきます。
その結果、ある日突然、茶色いシミとなって、表面に浮き出てきてしまうのです。
なので、「シミを付けたかもしれない」と思ったら、その日のうちにシミ抜きをする必要がありますね。
服についた茶色いシミの落とし方はある?
では、服に付いた茶色いシミは、どうやったら落とすことができるのでしょうか。
このシミは、普通に洗濯しただけでは落ちないので、ひと工夫が必要です。
まず普段使っている洗剤と水を混ぜ、その中に服を30分くらいつけ置きします。
その後、お湯+漂白剤の中に服を入れ、洗っていきます。
漂白剤を使う時のお湯は、ぬるま湯ではなく、30~40℃くらいのものが効果的のようですよ!
又、漂白剤は、塩素系ではなく酸素系のものを使うことをオススメします。
酸素系の漂白剤はマイルドなので、服を劣化させずに済みます。
それでもシミが落ちない場合は、クリーニングに出して、シミ抜きをお願いしましょう。
この時、シミのある場所を、しっかりとお店の人に伝えるようにしてくださいね。
クリーニングに出した服でも茶色いシミはできる
定期的にクリーニングに出している服でも、茶色いシミができることはあります。
その原因の1つは、先程お話した、「見ただけでは気づきにくい、透明なシミ」です。
このシミが残ったままになっていると、後から茶色く浮き出てくる場合があります。
なので、「あ、シミをつけた」と感じたら、早めに抜くことを習慣にする必要があります。
もう1つ考えられる原因は、「しまっている間にカビが生えてしまったこと」です。
クリーニングに出した服を、湿気の多い場所や風通しの悪い場所にしまいっ放しにしていませんか?
この状態を何ヶ月も放置すると、服にカビが生えてしまいます。
そしてそのカビが酸化してしまい、茶色いシミになることもあります。
なので、クリーニングに出しても、保管する場所に気をつける必要がありますね。
そうそう、クリーニングした後にかけてあるビニールは外してからクローゼットにしまいましょう(*‘∀‘)
まとめ
しまいっ放しにしている服に付いた茶色いシミは、カビや、昔付けたシミが酸化したものです。
これを何ヶ月も放置していると、茶色いシミとなって浮き出てくるようになります。
クリーニングに出した服でも、保管状態によっては、このシミが出ることがあります。
茶色いシミが出たら、まず30分くらいつけ置きをし、その後、漂白しましょう。
それでもシミが落ちない場合は、クリーニング屋さんにお願いしてみてくださいね。
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