お子さんが通う幼稚園って、夏休み中も保育料を支払わなければいけないのか、気になりますよね。
もし支払うとしたら、いったいいくらになるんでしょうか?
また、夏休み中にお子さんを幼稚園で面倒をみてくれる、預かり保育って、一体いくらかかるか知っておきたいところ。
そこで今回は、夏休み中の幼稚園の保育料について解説します。
公立幼稚園・私立幼稚園の夏休み、保育料は支払うの?
幼稚園は公立私立問わず、夏休み期間中も保育料を支払うことになります。
でも、夏休みって幼稚園に通わないのに、保育料を支払う義務があるのかすごく不思議ですよね。
実はほとんどの幼稚園では、1年間にかかる保育料を12ヶ月で割って保護者から徴収しているため、当然8月分の保育料も含まれているんですよね。
ただ、幼稚園によっては、7月に8月分と合わせた2ヶ月分の保育料を保護者の口座から引き落としするシステムだったり、他の月の保育料を高くすることで、8月分の保育料を補うようにしている場合もあります。
ただし、確かに保育料は12ヶ月分支払う必要がありますが、幼稚園の送迎バスがある場合、バス代は夏休み期間中である8月は徴収されませんよ。
また、給食のある幼稚園だった場合、8月分は給食費がかかりませんが、登園日が夏休み中にある場合はお弁当が必要になります。
公立も私立も関係なく、夏休み期間中も保育料を支払うことになるんですね。
支払う側の親御さんとして何かと大変でしょう…。
でも、幼稚園の先生たちは夏休み中でも、持ち回りで園内の掃除や動物や植物の世話、研修や講習を受けたりと、仕事をしています。
それらは全て、園児たちが快適に楽しく過ごせるようにするためなんですよね。
先生方も夏休み中は仕事をしてくれているので、そのことを忘れずに、しっかり保育料を支払いましょう。
幼稚園・夏休みの預かり保育の料金は?
幼稚園は夏休み期間中であっても、預かり保育といって、お子さんを預けることが出来るんです。
ただし、月々の保育料とは別に、預かり保育料としてまた料金が発生してしまうので覚えておきましょう。
預かり保育の料金は幼稚園によって金額が前後しますが、目安としては1日1000円ほど。
半日だけなら500円前後になったり、17時以降も預ける場合は料金が多少アップする場合もあります。
しかも、幼稚園の規則によっては、預かり保育を受けられるのは共働きの家庭のみに限定されることもあるんですよ。
つまり、専業主婦だと夏休み中は幼稚園にお子さんを預けられなくなります。
しかもこの場合、専業主婦が仕事をしている、とウソを言って預かり保育を受けられないように、就業証明書を提出するなどのルールが設けられています。
でも専業主婦であっても、たまには休みたい日くらいありますよね。
お子さんを連れていけない用事があることも多いし。
ただ幼稚園によっては、専業主婦でもお子さんを預かってもらえる場合もあるし、むしろお子さんも教室や先生など、普段と違う幼稚園の環境を楽しんでくれる場合もあるんですよ。
ちなみに、いつから幼稚園が夏休みになるかも、地域によって違いますので、予定を立てたい場合は、早めにお子さんが通う幼稚園に問い合わせしてみましょう。
その時、預かり保育も受けられるかどうかも、一緒に質問してみると良いですよ。
まとめ
幼稚園が夏休み中であっても、基本的に保育料は1ヶ月分支払うことになります。
ただし、バス送迎や給食のある幼稚園だった場合は、夏休み期間中はこれらの費用は支払わなくてもOKですよ。
この12ヶ月分の保育料とは別に、夏休み期間中は預かり保育を利用する場合、その料金も支払うことになります。
預かり保育を受けられる条件や料金、時間については、幼稚園によってバラバラなので、夏休みが始まる前に問い合わせてみると良いでしょう。
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