中高年になると、口臭の症状が進んでしまう人が増えますよね。
でも、本人は自分の口臭に気づいていないことが多く、人からの指摘で気づくことがほとんどです。
でも、自分の母親に対してであっても、口臭を指摘するのは抵抗がありますね。
私も、母にそのことを伝えるのにすごく迷って、気になりだしてから最終的に指摘できたのは2年後という…(^-^;
ここでは、傷つけずに口臭を指摘するポイントや、口臭対策についてまとめました。
60代女性の口臭の原因って？
では、60代の女性の口臭の原因とは、どのようなものなのでしょうか。
1番多い原因は、虫歯・歯周病など、主に菌が原因となった口の中の病気です。
これらの病気を引き起こす菌は、蓄積・増殖すると、悪臭を放つと言われています。
年齢を重ねると、どうしても口の中の状態が悪くなり、これらの菌が増えてしまうのです。
又、歯の磨き残し・舌の汚れなどの蓄積も、口臭の原因になります。
歯や舌の汚れが、年齢に比例して蓄積すると、口臭の原因菌が繁殖するようになると言われています。
更に、胃や腎臓など、内臓の病気が原因で、口臭になる場合もあります。
この場合、口の中から悪臭が出るのではなく、体の内側から口を通じて異臭がします。
60代になるとこれらの病気も増えるため、口臭が増えていることとも関係していると言われています。
まずは口臭に気づかせる方法を試す
人に対して口臭を指摘することは、勇気がいりますし、失礼になる事もあります。
なのでまずは、その人が自分で口臭に気づくようにする方法を試してみましょう。
具体的な方法としては、「その人と会話する時、顔を合わせないようにする」というものです。
一向にこちらを見て会話してくれなければ、相手も不審に思うはずです。
そして、「もしかしたら、自分は口臭があるのでは」と考えるかもしれません。
又、「その人と、一定の距離を空けて会話するようにする」という方法もオススメです。
普通、会話をする時は、相手とある程度接近して会話をしますよね。
でも、常に一定の距離を置かれていると、相手はその原因を探ろうとするでしょう。
そして、自分の口臭が原因なのではないかと思うようになるかもしれません。
いずれにせよ、他人に対しては、単刀直入に指摘しない方が良いでしょう。
その後の人間関係にも大きく影響するので、他人に対しては慎重になることをオススメします。
母親の口臭を伝えるには
では、自分の母親に口臭を伝えるにはどうしたら良いのでしょうか。
いくら母親と言っても、あからさまに嫌な顔をして指摘することはNGです。
デリケートな問題ですので、その対応はお母さんを傷つけてしまいます。
でも、口臭を放っておくと、その原因かもしれない病気が進行する可能性もありますよね。
そこで、私は母親に対しては、口臭があることを正直に、淡々と伝えました。
そしてその後、「病気が原因かもしれないから心配なんだ」という内容のひと言を添えましたよ。
「もしかして、胃とか悪いのかな～？私もたまになるからさ！」みたいな感じで。
「歯周病も30代でもなるから、心配で歯医者さんで定期的にみてもらってるよ～」でもいいですよね。
このひと言があれば、口臭を指摘しても、母親を傷つけることはないと思います。
むしろ、母親の体を気遣う優しさが伝わるので、ありがたいと思うかもしれませんよ。
私はこの指摘後、母とは気まずくならずにすみました＾＾
母親であっても、口臭のことはなかなか切り出しづらいですよね。
でも、体のことを考え、やはり正直に伝えておいた方が良いのではないかと思います。
他人に距離を置かれたり指摘されたりするより、実の娘から言われた方が、まだ受け入れられるのではないでしょうか。
口臭対策でおすすめなのは
では、口臭対策として、具体的にどんなことをするのが効果的なのでしょうか。
まず、ぜひ行いたいことは、歯科での歯の定期健診とクリーニングです。
どんなにきれいに歯を磨いていても、歯周病菌や歯石は溜まり、虫歯や歯周病を引き起こします。
これが口臭の原因になるので、できる限り定期的にクリーニングを行いたいものです。
又、歯を磨く時、デンタルフロスと、舌クリーナーも併用してみてください。
歯の間の汚れや、舌の汚れは、歯磨きの際の盲点になりがちです。
ここをきれいにしておくと、口の中の状態を清潔にしておくことができますよ。
私の母も、私が指摘した後、「あれ、そうかな？」と気にしだして、歯間ブラシを使用して念入りにブラッシングするようになりましたし、歯科にも通うようになりました。
まとめ
口臭は、口の中の病気や衛生状態、内臓の病気などが主な原因だと言われています。
内臓の病気はわかりづらいですが、口の中に関しては、ぜひ定期的にメンテナンスを行いたいものです。
他人の口臭が気になる時は、単刀直入に指摘せず、それとない態度で示すことをオススメします。
但し、自分の母親に対しては、傷つけない配慮をしつつ、きちんと伝えるようにしてください。
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