年末年始は、結婚式場の料金がリーズナブルになり、しかも、比較的すいています。
そのため、年末年始の時期に結婚式を行うというカップルも少なくありません。
ところが、巷では、「年末年始の結婚式は迷惑」と考えている人も多いようです。
ここでは、年末年始の結婚式、そして、結婚式を行うと迷惑な時期についてお話していきます。
年末の結婚式は非常識?
「年末の結婚式は非常識」と言われてしまうのには、いくつか理由があります。
1つめの理由は、「年末は何かと忙しくて余裕がない」というものです。
勤めている人は、年末は仕事が忙しくなりますし、主婦の人も、家の中のことでバタバタする時期です。
その上、結婚式に出るとなると、休む暇がなくなってしまいます。
これに対してストレスを感じ、「年末に結婚式をするのは非常識だ」と考えてしまうのですね。
2つめの理由は、「年末は出費が多いので、ご祝儀が負担になる」というものです。
年末は、クリスマスや大晦日・お正月の準備などがあり、出費が一気に重なる時期です。
更に、12月は忘年会シーズンなので、その出費も多くなりますよね。
そのような時期に結婚式があると、更に「ご祝儀」という出費が加わります。
これが家計にのしかかるため、年末の結婚式が嫌われてしまうのです。
実は12月の結婚式は多い?
世の中の意見に反して、12月に結婚式を行うというカップルは、実は多いようです。
12月は、結婚式場が空きやすく、しかも料金がリーズナブルになることが多いのです。
結婚式を行う場合は、式場の確保が大変な場合もありますよね。
又、結婚式には、まとまった金額のお金が必要になるので、少しでもリーズナブルにしたいものです。
このような事情があるため、12月は、意外に結婚式が多いというのが現状です。
ただ、先ほどもお話したように、12月の結婚式は、周りから良く思われない場合があります。
そのため、クリスマス周辺以降の、年末年始の差し迫った時期は避けるカップルも多いようです。
具体的な時期としては、12月20日くらいまでの時期にするという配慮をする人が多いそうですよ。
又、12月初旬であれば、仕事や家事も、そこまで忙しくないでしょう。
なので、12月初旬の時期を狙って結婚式場を押さえるカップルも増えているようです。
結婚式の時期で迷惑なのは
では、結婚式に招待されて迷惑な時期というのは、いつ頃なのでしょうか。
まず、春休み・ゴールデンウィーク・夏休み・冬休みなどの長期休暇中の時期です。
この時期は、旅行や帰省など、予定が前もって決まってしまっている人がほとんどです。
そのため、「結婚式に招待されても行かれない」という人が多くなります。
特に、お盆の時期や年末年始は、帰省や旅行が特に多くなる時期です。
又、お彼岸シーズンの土日も、お墓参りの予定を入れる人が増えるので、避けた方が良いでしょう。
次に、できれば避けたいのが3月いっぱいの時期です。
この時期は、どこの会社も繁忙期なので、「土日は休みたい」という人が多くなります。
更に、人事異動も出始める時期なので、人によっては、引っ越しなどに追われるケースもあります。
そのため、この時期は誰もが余裕をなくしているので、結婚式は避けた方が良いかもしれません。
まとめ
12月に結婚式を行うことは非常識ではありませんが、年末の差し迫った時期は避けた方が良いでしょう。
皆が忙しくなりますし、出費も重なってしまう時期だからです。
ただ、12月は、結婚式場が空きやすく、料金も安くなる時期ではあります。
これらを踏まえると、12月初旬~20日くらいまでであれば、結婚式を決行しても問題ないでしょう。
又、長期休暇の時期や、3月の繁忙期は、結婚式を入れることを控えた方が良さそうです。
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