サトウのごはんのようなレトルトご飯は、レンジで温めて食べるのが一般的です。
でも、よく見ると、ごはんが固いわけではないので、そのまま食べてもよさそうですよね。
では、レトルトご飯は、温めずにそのまま食べても問題ないのでしょうか。
又、レンジで温めるのではなく、違った調理法で食べることは可能なのでしょうか。
レトルトごはんはそのまま・湯煎・蒸すどれならいける?
レトルトごはんは、実は、そのまま食べてはいけないものなのです。
レトルトごはんのメーカーも、「必ず温めて食べてください」という注意書きを出しています。
なぜかと言うと、そのまま食べた場合、お米のでんぷんが体内で消化されないからです。
お米のでんぷんは、温めることで消化されやすくなり、栄養として体内に取り入れることができるのです。
そのまま食べてしまうと、「ただお腹を膨らませただけ」になり、何の栄養にもならないのですね。
では、電子レンジ以外では、どのような温め方で食べることができるのでしょうか。
1番オススメの温め方は湯煎で、レトルトごはんをパックごとお湯に入れるというやり方です。
湯煎の場合、かなりの量のお湯の中にごはんのパックをいれ、鍋の底にパックが沈まないようにします。
ごはんのパックが浮くくらいの量のお湯が必要だということですね。
そして、鍋の蓋を閉じない状態のまま、15分くらい火にかければOKです。
ちなみに、レトルトごはんを蒸すという方法もありますが、少し面倒です。
レトルトごはんを蒸す場合、パックから蒸気が出るように、穴を開けるというひと手間があります。
そして、通常の蒸し物料理のように、蒸し器にかけることはできません。
なので、この方法は、キャンプなどのアウトドアの時だけにしておいた方が良いでしょう。
サトウのごはんにお湯をかけるとどうなる?
では、サトウのごはんにお湯をかけると、食べられる状態になるのでしょうか。
結論から言ってしまうと、ごはんのパックがただ熱くなるだけで終わってしまいます。
熱いお湯をかけた場合は、ごはんパックのプラスチックが柔らかくなってしまうので、ちょっと危ないですよね。
又、ごはんをパックから出してお湯をかけても、ごはんがべちゃべちゃになるだけです。
なのでやはり、サトウのごはんは、電子レンジで温めるか、湯煎で温めましょう。
先ほどもお話した通り、レトルトごはんをお湯で温める場合、かなりの量のお湯が必要です。
そして、15分は火にかけるので、ちょっとお湯をかけただけでは温まらないのですね。
サトウのごはんはそのまま雑炊にできる?
サトウのごはんは、白いごはんとして食べるだけでなく、雑炊にすることもできます。
では、温めていない状態のサトウのごはんを、雑炊にすることはできるのでしょうか。
サトウのごはんを雑炊にする場合、食感の好みによって調理法が変わってきます。
ごはんを温めずに雑炊を作ると、ごはんが少し固めでパラパラした感じに仕上がります。
この場合、雑炊特有の柔らかさは出ないので、この柔らかさを好む人にはオススメではありません。
でも、さっぱりした味付けの雑炊であれば、片目でパラパラした食感でも、おいしくいただけますよ。
特に、鶏のササミを入れたような雑炊は、この食感の方がおいしいかもしれません。
逆に、ごはんの粘りを出して柔らかく仕上げたい時は、ごはんを温めてから調理することがオススメです。
お腹の調子が良くない時や熱を出した時の雑炊は、ごはんを温めてから作った方が良さそうですね。
又、ごはんを温めてから作った柔らかい雑炊は、小さい子供にもオススメですよ。
まとめ
サトウのごはんは、温めずにそのまま食べることはできないので、必ず温めてください。
電子レンジ以外では、湯煎にするか、少し手間はかかりますが、蒸すという方法もあります。
湯煎にする場合は、多めのお湯の中に入れ、15分くらい火にかけてくださいね。
なので、ごはんにちょっとお湯をかけただけでは、温めることはできません。
又、雑炊を作る場合だけは、ごはんを温めず、そのままの状態から調理してもOKです。
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