自宅でアボカドを育てているけれど、葉が枯れて困っている…そんな悩みはありませんか?
アボカドは、葉が大きくなってくると、すぐに枯れてしまうことも多いようです。
ここでは、アボカドの葉が枯れる原因として考えられることをまとめました。
又、アボカドを水栽培したい時に、ぜひ知っておきたい知識についても触れていきます。
アボカドは水栽培向き
アボカドは、簡単に水栽培できるため、植物を育てるのが初めての人でも気軽にトライできます。
植え方も簡単で、まず、アボカドを食べた後、種を取り出して水の中に入れるだけです。
この時、アボカドの種に爪楊枝か串を、斜め横向きの形にして刺してください。
その串を、水の入った器の淵に引っかかるような形にして、種をぶら下げます。
そして、水は、種の3分の1~半分くらいが浸るくらいの量が適量です。
使う容器は、アボカドの種よりひと回り~ふた回り程度大きいくらいのサイズでOKです。
その後、水が腐らないように、できる限りこまめに水を交換してあげてくださいね。
でも、アボカドを水栽培する場合、しなければならない世話はこれだけです。
なので、「忙しくてなかなか世話ができない」という人でも、気軽に育てられそうですね。
又、水栽培を始めてから、3週間くらい経つと、根が少しずつ出始めてきます。
成長も早いので、1日1日楽しみに育てることができて、面白いですよ。
見た目もとっても可愛いので、最近主婦たちの間でも人気です♪
アボカドの葉や茎が枯れる原因
さて、アボカドはある程度成長すると、葉や茎が枯れるという現象が起きやすくなります。
では、アボカドの葉や茎は、何が原因で枯れてしまうのでしょうか。
水栽培をしている時にこの現象が起きた場合、考えられるのは、「種をよく洗っていなかったこと」です。
栽培前に種をしっかり洗わないと、種に実の油分が付いたままになってしまいます。
この油分は、アボカドの成長を邪魔してしまうため、成長後、葉や茎を枯らしてしまうことがあるようです。
又、水の交換をこまめに行わなかった場合も、不衛生が原因で、葉や茎が腐って枯れてしまうこともあります。
一方、土栽培に替えてから葉や茎が枯れた場合は、栄養不足が原因として考えられます。
土栽培に替えた後は、十分な量の肥料を与えるようにしてあげないと、必要な栄養を取ることができません。
これが原因でアボカドが枯れてしまうという話も、結構よく耳にします。
又、小さすぎる鉢で育てていると、アボカドが成長しすぎて、根詰まりを起こします。
その結果、栄養分や水分が行き届かなくなり、葉や茎が枯れることもあります。
この場合、成長をこまめにチェックし、適切な大きさの鉢に植え替えてあげる必要があります。
更に、茎ではなく、「葉だけが黄色くなって枯れる」という場合は、問題ありません。
これは、古い葉が落ちて、新しい葉が出てこようとしているため、心配しなくても大丈夫ですよ。
但し、新しい葉がスムーズに出てこられるように、古い葉は切り落としてあげましょう。
アボカドの水栽培の限界
ちょっとした小さな観葉植物としてアボカドを育てるなら、水栽培で十分だと思います。
でも、それ以上の成長を見たいという場合は、やはり水栽培だけでは限界です。
ずっと水栽培だけにしていると、種の中の栄養分が使い果たされてしまいます。
そして最後は、栄養が行き届かなくなり、元気がなくなって、枯れてしまうのですね。
そうならないようにするためには、ある程度成長したら、土栽培に替えてあげることが必要です。
植え替える時期としては、アボカドが元気なうちに、早めに植え替えるのがポイントです。
元気がなくなってから植え替えると、スムーズな成長が期待できません。
具体的な目安の時期は、「ある程度成長し、成長が止まったタイミング」と考えてください。
まとめ
アボカドの水栽培は、準備や世話も簡単なので、植物を育てるのが初めての人でも気軽に挑戦できます。
但し、栽培前に種を十分に洗わなかったり、水が不衛生だったりすると、枯れてしまうこともあります。
ある程度成長した後は、栄養分を使い果たしてしまうので、土に植え替えましょう。
その後は十分に肥料を与え、葉や茎が枯れないように管理してくださいね。
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