服の脇の下部分から、油粘度のような臭いがする…そんな経験はありませんか?
しかも、洗っても洗ってもその臭いが消えないとなると、これはかなり不快ですね。
では、服についてしまった粘度臭さの原因は、一体何なのでしょうか。
そして、この臭いの対策や予防としては、どのようなことをしたら良いのでしょうか。
服が粘度臭いのはなぜ?
服についてしまった粘度臭さの原因は、体臭であると言われています。
但し、この体臭は、ワキガとは少し違って、体から出る皮脂が原因です。
なので、ワキガのように、手術やレーザー治療で対処する必要はありません。
粘度臭い体臭は、体に残っている皮脂の臭いなので、皮脂をきちんと落とし切れていないと臭いの原因になります。
つまり、体を常に清潔にしていないと、誰でも粘度のような臭いを発してしまう可能性があるのです。
なので、忙しくても、日頃からお風呂にきちんと入り、体を清潔にしましょう。
特に、体の代謝が悪いと、皮脂が蓄積して、臭いの原因になります。
そのため、入浴時は、できる限り湯船に入り、体の内側から代謝を良くしておくことも大切です。
粘度臭い体臭に悩む人っているの?
先ほど、「誰でも粘度のような臭いを発する可能性はある」というお話をしましたね。
私の主人が、結婚前にこの粘土みたいな匂いを発していたことがあったので、何かと思って色々調べたんです。
そうしたら、実は、この体臭に関しては、悩んでいる人が思った以上に多いということがわかりました。
特に、年齢を重ねた男性や、思春期を迎えた子供などに、この種の体臭が多く見られる傾向があると言われています。
人にもよるかもしれませんが、男性は女性よりも、念入りにお風呂に入ることが少ないですよね。
これが皮脂の蓄積に繋がり、知らず知らずのうちに、粘度臭い体臭を発してしまうのだそうです。
又、思春期の子供は、とにかく汗をかきやすいため、体がどうしても汚れがちです。
そのため、大人や、思春期以前の子供よりも、体臭が出やすい傾向があるようですね。
服が粘度臭い時の対処法・予防法
では次に、粘度臭い体臭が服についてしまった場合の対処法をお話します。
服についてしまった臭いは、普通に洗濯しただけでは、落とすことができません。
まずは洗濯前に、臭いが気になる服に熱湯をかけて消毒します。
これは、洗濯の前の下準備なのですが、これをやるかやらないかで、その後の効果が大きく変わると言われています。
そして、洗濯する時は、汚れ落ちだけでなく、臭いまで落とせる洗剤を使いましょう。
今は、臭い対策に重点を置いた洗剤も販売されているので、ぜひ使ってみてください。
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通常の洗剤を使う場合は、それを使って洗った後、酸素系漂白剤に漬け置くのが良いと言われています。
ちなみにこの場合は、他の洗濯物と一緒に洗っても問題はありません。
では、粘度臭さを予防するには、具体的に何をしたら良いのでしょうか。
まずは、体を清潔にする習慣を、毎日徹底するようにしてください。
臭いの原因である体臭が抑制されれば、服につくリスクもぐんと減ります。
先ほどもお話したように、湯船にもしっかり浸かり、体も丁寧に洗いましょう。
更に、暑くなってきたら、日頃の汗対策も大切になってきます。
制汗剤がしみ込んだウエットティッシュタイプのペーパーを使うと、汗も臭いも拭き取ることができますよ。
汗をかくシーズンには、この拭き取り作業をこまめに行うことをオススメします。
主人はこの対策で粘土臭さはなくなりましたよ^^
服の臭いはクリーニングでも消えないの?
服についてしまった臭いは、クリーニングに出せば、消すことができます。
でも中には、「クリーニングに出したのに、臭いが消えなかった」という人もいますね。
実はこの場合、クリーニングに出す際のオーダーが間違っているのです。
服に臭いがついてしまったら、ドライクリーニングではなく、ウエットクリーニングに出しましょう。
ドライクリーニングは、「油の汚れ」を落とすのには優れた効果を発揮します。
でも、「油の匂い」に関しては、ドライクリーニングでは落とすことができません。
基本的に臭いは水溶性のものなので、水洗いしない限り、完全に消すことはできません。
そのようなことから、もし粘度臭さが消えない場合は、ウエットクリーニングをお願いすれば大丈夫だと思います。
まとめ
服についてしまった粘度のような臭いは、脂分を含んだ体臭が原因です。
なので、日頃から体を清潔にしたり、汗対策をしたりして、体臭を予防しておく必要がありますね。
臭いがついてしまった服は、最初に熱湯消毒をしてから洗濯してください。
又、クリーニングに出す場合は、ドライクリーニングではなく、ウエットクリーニングをお願いしましょう。
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