ひな祭りに食べるお菓子といえば、ひなあられやひし餅などが定番ですね。
でも、ひな祭りには金平糖を食べる場所もあるんですよ。
ところで金平糖って、飴と一体何か違うんでしょうか?
材料?それとも作り方?
今回は、ひな祭りに金平糖を食べる地域や、飴との違い、そして余った金平糖の意外な使い道を紹介します。
ひな祭りに金平糖を食べるのは…
ある地域限定で、ひな祭りに金平糖が食べられているのかな?
と思いきや、関東や関西問わず以外にも、お雛様と一緒に飾っていたお菓子は金平糖という家庭が少なくありません。
確かに、ひな祭りのお菓子を通販サイトで調べてみても、ひなあられやひし餅と同じように金平糖も販売されているので、定番化しつつあるんですよ。
あとは、各家庭によって、ひな祭りのお菓子が異なってきます。
特に最近だと、和菓子だけでなく、ひな祭りケーキの他に、チョコレートやクッキーなど、洋菓子も人気なんですよ。
ところで、なぜひな祭りに金平糖が食べられるようになったかというと、小粒なため、小さい女の子でも食べやすく、また色が可愛らしいから。
特に、ひし餅やひなあられと同じような色をしていますよね。
そもそもひし餅の色は、緑には長寿や健康、白は清浄、ピンクは魔除けという意味を持っているんですよ。
つまりひな祭りに食べるお菓子って、女の子の清らかで健やかな成長を願うという祈りを込めたものだったんです。
金平糖と飴の違い
金平糖も飴も、どちらもなめながら食べるものですが、この二つにはどんな違いがあるんでしょうか?
金平糖は飴の一種です。
でも、作り方に大きな違いがあるんですよ。
飴は水飴と砂糖を煮詰めて作られており、金平糖は砂糖を熱した釜の中で回しながら固めたもの。
つまり、金平糖は砂糖そのものに近いんですね。
普通の飴は夏に放置したままにすると、溶けて表面がベトベトになってしまいますね。
でも、高温で固められた金平糖は、暑い時期でも溶けにくく味も変わりません。
金平糖は湿気にさえ気を付けておけば、3年近く長持ちするお菓子なんですよ。
余った金平糖の使い道!砂糖と代用できる?
金平糖って、確かに小粒なので食べやすいけれど余ってしまうことがありますね。
捨てるのも勿体ないから、砂糖として代用できないものでしょうか?
金平糖は砂糖のかたまりみたいなものなので、砂糖代わりとして使えますよ。
特におすすめなのは、コーヒーや紅茶を飲む時に、砂糖の代用として入れること。
来客があった時も、金平糖を一緒に出せば、ちょっとしたお茶請けにも、コーヒーや紅茶に入れる砂糖にもなるので、なかなか便利なんですよ。
もちろん、料理やお菓子を作る時にも使ってOKです。
ただし、金平糖の色がついてしまうこともあるので、あまりたくさん入れ過ぎない方が良いでしょう。
まとめ
ひな祭りに金平糖を食べるのは、地域限定ではなく家庭によりけりです。
でも見た目が可愛らしいから、ひな祭りにはピッタリなお菓子ですよ。
飴と金平糖の違いは作り方。
水飴と砂糖を煮詰めた飴に対して、金平糖は砂糖を加熱して固めたものです。
もし金平糖が余ったら、砂糖の代わりとして使えば、無駄なく消費できますよ!
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