生卵を電子レンジで加熱してはいけないのは有名ですが、実はトマトもダメな食材なんですよ。
でも、生のトマトをそのままレンジで加熱することって、あんまりないような気がする…
と思いきや、お弁当を温める際、中にプチトマトが入っていることがあるので、油断は出来ませんよ。私も夫に言われて気づきました!
今回は、トマトを電子レンジで加熱するとどうなるのか、温めたい時はどうすれば良いのかを解説します。
トマトを加熱すると電子レンジの中で何が起こる
生のトマトを電子レンジに入れて加熱すると、中身がはじけて、まるで爆発したように飛び散ってしまいます。
レンジの中が汚れるし、火傷の可能性もあるから、すごい危険なんですよね。
トマト以外にも、生卵をはじめブドウやたらこ、ソーセージ、皮が付いたままの栗や銀杏も、同じように加熱すると爆発してしまうので、絶対に電子レンジに入れないようにしましょう。
電子レンジにかけると爆発する原因は
トマトや卵のように、表面が薄い皮や膜で覆われているものは、電子レンジにかけると、蒸気の逃げ場がなくなります。
そして、内側からの蒸気により圧力に耐えられなくなって、表面の薄い膜や皮がはじけて爆発してしまうんですよ。
電子レンジって、基本的に食べ物を内側から加熱していくので、トマトも中身が沸騰しているような状態になってしまうんですね。
だからソーセージやブドウ、たらこなど、表面が薄い皮で覆われているものは、レンジにかけるのはNGなんです。
私も昔、ソーセージを早く温めようと思って、レンジでチンしてしまったら、パックリと皮が裂けて、肉汁があふれ出てしまっていた、という経験があります。
ミニトマトが入ったお弁当を加熱した時も、同じようなことが起きてしまうわけなんですね。
ただ、ミニトマトは小さいので、そこまで大変な被害にはならないでしょうが、それでもレンジの中が大変なことになるのは間違いありません。
ミニトマトをレンジにかけたときの爆発を防ぐために
表面が膜や皮で覆われている食材でも、蒸気の逃げ道さえ作っておけば、レンジで加熱しても破裂することはありません。
つまり、トマトにフォークや串などで、穴を開けておけば、そこから内側の蒸気が逃げていくので、破裂しなくなりますよ!
これでミニトマト入りのお弁当も安心して温められますね。
もしくはミニトマトを半分にカットしておいても、破裂するのを防ぐことが出来ます。
意外と簡単な方法でトマトが爆発しなくなるんですね!
大きいトマトも、カットするか皮を剥くか、串で穴を開けておけば安心ですよ!
まとめ
トマトはレンジで加熱すると、薄い皮に覆われているため、蒸気の逃げ道がなくなり、中身が膨張して破裂してしまうんです。
忘れがちですが、ミニトマトが入ったお弁当を温める時も、注意が必要ですね。
でも、穴を開けたり、カットしておけば、加熱しても蒸気が逃げていくので、レンジの中で爆発する心配もありません。
お弁当を温める前には、中にミニトマトやソーセージなど、薄い皮に覆われている物がないか確認してからが安心です。
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