友達の実家に泊まる時は、できれば手ぶらではいかないようにしたいものです。
短い間であるとは言え、泊まるということは、友達の家族にお世話になるわけですので、そのことに対する感謝の気持ちを伝えられるようにできたらいいですね。
では、友達の実家に泊まる時、どんな物を手土産にしたら良いのでしょうか。
そして、友達の実家に行ったら、どのように振る舞えば良いのでしょうか。
お泊りに手土産は必要? 大学生の場合
大学生であっても、友達の実家に泊まる時は、手土産を持って行きたいものです。
大学生と言えば、成人していなくても「大人」という扱いを受ける年頃です。
なので、人様の家に泊まりに行く時のマナーは、心得ていなくてはいけません。
泊まりに行くということは、数日間その家にお世話になるということです。その間、相手の手をわずらわせることになりますね。
更に、泊まりに行くことで、相手の家族の「プライベートのくつろぎ時間」を奪うことになります。
「泊まりに行く」ということは、そのくらい相手やその家族に負担をかけるのです。
なので、それに対する感謝のしるしとして、手土産を持って挨拶するのがマナーです。
友達の家に泊まりに行く時の手土産の相場
友達の実家に泊まりに行く時の手土産は、分不相応な物を買わないようにしましょう。
大学生の場合はまだ学生なので、無理に高額な手土産を持って行く必要はありません。
学生に見合わない高額な物を持って行けば、かえって相手に気を遣わせてしまいます。
人によっては、「学生なのにこんな高価な物を」と、眉をしかめるケースもあります。
これではかえって好感度を下げてしまって、逆効果ですよね。
又、社会人であっても、20代前半くらいであれば、高価な物を買う必要はありません。
20代前半の社会人は、まだ収入もそれほど高くないことが多いですよね。
そんな中、高価な手土産を買って行ったら、相手が恐縮してしまいます。
では、大学生や20代前半の社会人が持って行く手土産の相場は、どのくらいなのでしょうか。
大体の金額相場としては、2,000円前後くらいが良いと思います。
ただ、大学生の場合は、1,000円ちょっとの物でも大丈夫ですよ。
気持ちが大事です^^
次に、何を手土産に持って行ったら良いかというと、やはり食べ物が良いでしょう。
後々形が残らない物を持って行った方が、相手も負担に感じません。
賞味期限が比較的長く、家族みんなで食べられそうな物を選びましょう。
そこから考えると、クセの強い味や香りの物は、避けた方が良いかもしれませんね。
泊めてもらうときの挨拶
友達の実家に泊めてもらう時は、家族にきちんと挨拶をしましょう。
挨拶に関しては、学生・社会人関係なく心得ているべきマナーです。
家に上がる時は、「お邪魔します」、「お世話になります」を必ず言うようにしてください。
これを言えるか言えないかで、家族からの印象が全く変わってしまいます。
そして、宿泊中に大切なのは、お風呂と食事の時、そして寝る前です。
お客様だということで、あなたを最初にお風呂に入るよう促してくれるかもしれません。
そんな時は、他の家族に「お先に失礼致します」と伝えましょう。
そして、お風呂から上がったら、「お先にいただきました」と伝えられると素敵ですよ。
食事の時の「いただきます」「ごちそうさま」は、何をさておいても必須です!
又、食事がおいしければ、「おいしかったです」と伝えると、相手も喜びますよ。
そして寝る前は、家族全員に「おやすみなさい」を伝えましょう。
更に、帰宅する日は「ありがとうございました」「お世話になりました」と必ず言ってから家を出てくださいね。
まとめ
友達の実家に泊まる時は、大学生でも社会人でも、手土産を持って行きましょう。
1,000~2,000円程度の、家族みんなで食べられるような物がオススメです。
できれば、賞味期限が長い物を選んだ方がいいですね。
又、友達の家に泊まりに行ったら、挨拶は必ずしっかり行いましょう。
泊まりに行くということは、多少なりとも、相手の家に迷惑をかける行為です。
なので、相手の家族に失礼のない態度で接することは、とても大切です。
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