翌日のお弁当や朝食分の無洗米を浸水して、炊飯器にセットしておいても、お米が腐らないか気になりますよね。
確かに、お米は炊く前に水を吸わせると良い、という話はありますが、一晩中だとかなり長い時間、お米を水に浸しておくことになってしまいます。
特に無洗米だと、研ぐ必要がないから、なおさらボロボロになったり腐ったりしないか、ちょっと心配になりますね。
今回は、無洗米は一晩中水に浸けておいても、腐ったり傷んだりしないか、解説していきます。
無洗米を水につける時間
最近の炊飯器は、無洗米モードがあるものもありますよね。
その場合は、浸水時間なしでそのまま炊飯することができます(炊飯時間の中に浸水の工程が含まれているからです。普通のお米の場合もそうです)。
それでも、私の主観としては、やっぱり少し浸水しておいたほうが、ふっくら柔らかく仕上がる気がします。
私が、柔らかめが好きということもあるかもしれませんが(´▽`*)
一応、基本的なことを記載しておくと、
無洗米は基本、1時間以上は水に浸けておくと、美味しく炊き上がります。
普通のお米の場合は、研いでいるうちにある程度水を吸うのですが、無洗米は研ぐ必要がないため、ちょっと長めに水に浸しておくのがコツ。
ただその代わり、無洗米はお米の栄養がしっかり摂れるんですよ。
普通のお米は研ぐことで栄養が流れ出てしまのですが、無洗米の良さというのは、お米の成分を逃さずに炊ける、ということでもあります。
しかも研ぐ必要がないということは、その分、水道の節約にもなるので、かなりお得なんですね。
米を水につけすぎるとどうなるか
実は1~2時間以上水に浸けておくと、もうお米は水を吸収しなくなるんです。
流石に、二晩も水に浸けたままにしておくのは、水も悪くなってしまいますが、一晩くらいなら、ずっと浸水しておいても問題はありませんよ。
我が家でも以前は、翌日の朝に食べるお米を前日の夜にセットして、タイマー炊飯にしていましたが、特に味や品質に問題もなく、お腹を壊したこともありません。
もちろん、浸水時間が長すぎたからといって、炊いたお米がベチャベチャになっていたこともありませんよ。
ただ、気温が高くなってしまう夏場は、やっぱりお米を一晩以上、水に浸けたままにするのは、なるべくやめておいた方が良いですね。
やっぱり気温が高いと、水に雑菌が繁殖しやすいので、あまり良くないと思うんですよね。
ちなみに、我が家では、夏場でも前日に研いだお米をそのままずっと、炊飯器にセットした状態で浸水しておいて、翌日の夜に炊く、ということをしたことがあります。
でも、特にニオイや味に変化はありませんでしたよ。
ただそれは、我が家のキッチンは、あまり日当たりが良くなく、室温があまり夏でも上がらなかったからでしょう。
そういう条件や環境によって変わると思うので、やっぱり真夏にずっと浸水させたお米を常温で置いておくのは、出来ればやめた方が良いですね。
米を水につけたまま冷蔵庫に入れるとよい
夏場に、どうしてもお米に水を浸した状態で、一晩おいておきたいなら、冷蔵庫に内釜ごと入れておきましょう。
そうすれば、浸した水が悪くなることもありませんので、安心して炊飯できますよ!
ちなみに、無洗米でない普通のお米を研いでから、水に浸さずにザルに空けておいてしまうと、お米が割れることもあるので注意しましょう。
まとめ
無洗米は普通のお米と違って、研ぐ必要がないため、その分しっかりと水を吸わせる必要があります。
最低でも1時間は浸水しておくと美味しく炊けますよ。
長時間、お米を水に浸けておいても、2時間くらい経てば、それ以上水を吸収しなくなりますが、1日以上水に浸したまま置いておくなら、常温より冷蔵庫に入れておくほうが安心。
特に気温が高い時期になると、浸しておく水も温くなって、雑菌が繁殖しやすくなるので、十分に気を付けてくださいね!
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