生おからもおからパウダーも、ともにヘルシーであることから、ダイエットをする人に人気です。
では、本当のところ、ダイエットに効果があるのは、生おから・おからのどちらなのでしょうか。
又、手元におからパウダーがない時、どんな工夫をしたら良いのでしょうか。
ここでは、生おからとおからパウダーの違い・おからパウダーの代用方法や食べ方についてお話します。
おからとおからパウダーの違い・どちらもダイエットに効果はあるの?
ではまず、生おからとおからパウダーの違いについてお話していきます。
生おからは、いわゆる「おから本来の原形」で、水分をたくさん含んでいることが特徴です。
生おからは、豆腐を作る家庭で、大豆を搾った時に出る「カス」です。
大豆を搾ると、豆乳が出てくるので、生おからには、その豆乳の水分がまだ十分に含まれているということですね。
一方、おからパウダーは、生おからを乾燥させたものを、更に粉末状にしたものです。
なので、生おからに含まれている豆乳の水分が、完全に抜けてしまったものなのですね。
ちなみに、生おから・おからパウダー共に、ヘルシーなので、ダイエットには効果的だと言われています。
でも、生おから・おからパウダーは、厳密に言うと、カロリーが少し違います。
実は、生おからの方がカロリーが低いので、ダイエット食品として食べるなら、生おからの方がオススメです。
おからパウダーが買えない時手作りできる?
おからパウダーが欲しいのに、どうしても手に入らない…そんなこともありますよね。
そんな時は、生おからを使って、おからパウダーを家で手作りしてしまいましょう。
おからパウダーを作るには、電子レンジかオーブンのどちらかを使います。
おからパウダーを作るのに電子レンジを使う場合
1度600wで5分間温め、少しだけ冷まします。
そして、もう1度600wで5分間温め、完全に冷ましたら出来上がりです。
おからパウダーを作るのにオーブンを使う場合
200℃にオーブンを温め、その中で15分くらい温めたら出来上がりです。
電子レンジ・オーブンが家にない・使えない場合
その場合は、フライパンを使いましょう。
フライパンにクッキングシートを敷き、その状態で生おからを30分くらい乾煎りしてみてください。
少し時間はかかりますが、電子レンジ・オーブンで作った時と同じようなおからパウダーができますよ。
おからパウダーは何で代用できる?
おからパウダーが手元にない場合、他のもので代用するのが、正直難しいところです。
おからパウダーと同じ大豆製の粉には、「大豆粉」「きな粉」があります。
でも、これら2つの栄養素について細かく見てみると、実はカロリーがかなり違います。
大豆粉やきな粉は、おからパウダーに比べてカロリーや糖質が高いのです。
そのため、ダイエット目的で使う場合は、他のもので代用しない方がいいかもしれません。
でも、ダイエット目的ではなく、あくまで他の粉ものの代用として使うだけなら問題ありません。
例えば、ハンバーグのつなぎとして、おからパウダーの代わりに、大豆粉やきな粉を使ってもOKです。
又、おからパウダーを使って作るお菓子に、大豆粉やきな粉を代用しても大丈夫です。
生おからやおからパウダーは火を通さないでも食べられる?
生おからもおからパウダーも、共に、火を通さずにそのまま食べることができます。
ただ、火を通さないと、いくつかデメリットがあるので、それを知っておいてください。
まず、生おからの場合、火を通さないと、ほとんど日持ちしません。
その日のうちか翌日には食べてしまわなければならなくなるので、できれば火を通した方が良いでしょう。
又、おからパウダーは、火を通す・通さないよりも、調理しないと粉っぽくて食べられません。
なのでやはり、おからパウダーに関しても、加熱調理をした方が良いと言えるでしょう。
ちなみに、生おからに関しても、調理しないと味がないので、美味しくいただくことはできないかもしれません。
まとめ
生おからは豆乳の水分が含まれていますが、おからパウダーは完全に乾燥しています。
生おからを電子レンジ・オーブン・フライパンのいずれかで加熱すると、おからパウダーを作れますよ。
又、大豆粉やきな粉でおからパウダーの代用をしてもOKですが、カロリーが高くなります。
そして、生おから・おからパウダー共に、基本的に、加熱しなくても食べることができます。
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