くつろいでいる昼休みに、仕事関係の電話がかかってくるのは迷惑ですよね。
でも、職場にいると、昼休みでも「仕事中」の扱いを受けてしまいがちです。
ということは、昼休みでも、電話対応をしなければならないのなのでしょうか。
そして、昼休みの電話対応は、本来どうあるべきなのでしょうか。
ここでは、意外と知らない、昼休み中の電話対応のことについてお話していきます。
昼休みの電話は迷惑! 出ないのってアリ?
昼休みは本来「業務時間外」の扱いで、それは法律でも決められています。
従って、昼休み中は、仕事関係の作業は一切しなくて良いのです。
緊急の電話や来客であっても、昼休み中は対応する必要はありません。
なので、「昼休み中は、仕事関係の電話には出なくてもいい」と考えてください。
ところが、職場によっては、昼休み中も電話に出るように求められることもあります。
特に、規模が小さい職場では人手が足りないため、このようなことが起こりがちです。
でも、「昼休みだから電話に出ません」と、強硬手段に出ることはオススメできません。
周りの人たちの反感を買い、職場にいづらくなってしまうからです。
せっかく正しいことを言っていても、自分を追い込んでしまっては意味がないですよね。
もし職場がこのような状態であれば、まずは上司に相談してみましょう。
間違っても、「私は絶対に昼休みは電話に出ない」と、1人で闘ってはいけません。
それと同時に、同僚の人たちにも、この話を持ち掛けてみるといいですね。
もしかしたら、同じことで悩んでいる人がいて、味方になってくれるかもしれません。
上司がすんなりとこちらの要望を聞いてくれるとは限りませんが、このような時に頼りになるのが、同じ立場にいる味方の存在です。
「昼休みの電話対応はしたくない」という人が増えれば、上司も善処せざるを得なくなりますよ!
いずれにしても、1人で我慢せず、人に相談してみることをオススメします。
職場の仲間とコミュニケーションを取って、正解を探していってくださいね。
休憩時間の電話対応は誰がすべき? 電話当番は労働時間に含まれる
では、休憩時間にかかってきた電話は、誰が対応するのでしょうか。
職場では大抵、休憩を交代制で取ることになっていますよね。
なので、もしあなたが休憩に入ったら、交代で仕事をしている人たちがいるはずです。
あなたの休憩中に電話がかかってきたら、その人たちが対応しなくてはなりません。
逆に、他の人たちが休憩に入ったら、あなたが電話対応をしなくてはなりません。
ここまでの話でもわかるように、電話対応は、れっきとした仕事なのです。
そのため、電話対応は労働時間に含まれ、給与も支払われなければならないのです。
たとえ短い時間の電話対応であっても、「働いた」ということには変わりありません。
でも、やむを得ない事情で、休憩中に電話に出なければならないこともありますよね。
この場合は上司に報告し、電話対応をした分、休憩時間を延ばしてもらいましょう。
これは働く人が持つ当然の権利なので、ぜひ覚えておいてくださいね。
まとめ
基本的に昼休み中は、電話対応をする必要はありません。
あなたが休憩している時は、交代で仕事をしている人が電話対応をする必要があります。
逆の場合は、あなたが休憩中の人に代わって、電話対応をしなければなりません。
電話対応という作業は、「労働」の1つに含まれます。
なので、やむを得ず休憩中に電話対応をしたら、その分の休憩をもらうことができます。
もしそのような状況になったら、必ず上司に報告してくださいね。
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