米のとぎ汁はフローリングの艶出しに使える、という話を耳にした人も多いでしょうが、実はそれNGだったんです!
床の木材によっては、とぎ汁でフローリングを磨くと、逆に汚れたようになってしまうんですよね。
ということは、何でフローリングの艶出しをすれば良いんでしょうか?
今回は、フローリング掃除に米のとぎ汁がダメな理由と、効果的な艶出しの方法を紹介します。
無垢の床以外を米のとぎ汁で拭くと・・・
米のとぎ汁が艶出しに効果的なのは、無垢材で作られたフローリングだけなんです。
無垢の床は天然の木を100%使用した、いわゆる自然素材です。
一方、最近の家のフローリングに使われるのは、ベニヤ板を接着剤で貼り合わせ、その上に天然の木材を貼り、表面にコーティングを施した合板フローリングと呼ばれるもの。
無垢フローリングは100%の木の床なので、とぎ汁で磨くと表面に染み込んで、艶が出てワックス代わりになるんですよ。
ところが合板フローリングは、木材を重ね合わせている上に表面がコーティングされているから、とぎ汁で磨いても染み込んでいかずに、艶出し効果が得られません。
むしろ、染み込まなかった米ぬかが乾くと表面に固まって、フローリングがザラザラしたり、白っぽく汚れてしまうこともあるんですよね。
つまり汚れた水で床掃除をしたのと同じ状況になるんです。
良かれと思ってやっていたことが逆効果になるなんて、ショックすぎますよね。
米のとぎ汁を艶出しに使う前には、必ず家のフローリングは無垢材が合板かどうか、確かめてからが良いでしょう。
フローリングの艶出しを簡単にしたいなら
合板フローリングには、市販のワックスなどを使うのが最も簡単。
個人的におすすめしたいのは、フローリングマジックリンですね。
《花王》 フローリングマジックリン つや出しスプレー 本体 (400mL)
フローリングの汚れを拭き取ると同時に、ワックスがけも出来るのでかなり便利!
床に吹きかけたら乾拭きすればOKなので、お手軽にツヤツヤのフローリングになりますよ!
また、クイックルワイパーのシリーズにも、ワックスがけ用シートがあります。
クイックルワイパーなら、手もほとんど汚れないので、かなり楽ですよね!
意外にもワックスがけは簡単に出来るので、これらの商品を使っていくと良いですよ。
フローリングの艶出し、自然派の人は
無垢のフローリングではないけれど、小さい子供やペットがいるから、なるべくワックスを使わずに艶出ししたい、と以前は思っていたんですよね。
そしてちゃんと合板フローリングにも艶出しで使える、天然素材で作られたワックスがあるんですよ!
それがAURO社という、ドイツのメーカーから販売されているワックス。
自然由来でしかも、石油系の物質は一切含まれていないため、なんと素手でも触れるワックスなんだとか!
特に『AURO 680 Clean&CareWax』は、ハンディワイパーでワックスがけが出来るので手軽で便利。
【厚手50枚】アウロ ワックスシート auro 50枚 フローリングワックス AURO Clean & Care WAX アウロ クリーンアンドケアワックス
ホホバオイルを使っているので、肌にもとっても優しいですよ!
あなたの家のフローリングも、これできっとピカピカのツヤツヤになりますね^^
まとめ
米のとぎ汁は無垢のフローリングに使えますが、それ以外のフローリングだと逆に汚してしまうので、ワックス代わりに使わない方が良いでしょう。
ちなみに、米のとぎ汁は食器のつけおき洗いや、水回りの掃除などに活用できるので、流してしまうと勿体ないですよ。
合板フローリングには、ワックスがけ用のシートを使って、ハンディワイパーで磨いていくのがおすすめ。
もちろん、肌に優しい自然由来のワックスもあるので、赤ちゃんがいるご家庭でも安心ですね!
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