曇りの日は、「もしかしたら雨が降るのでは」と、洗濯物を干していいか迷いますよね。
でも、曇りの日が続いた場合、何日も洗濯物をそのままにしておくわけにはいきません。
そこで、曇りの日の洗濯物をどうしたら良いかについてお話していきます。
又、曇りの日に付き物の「洗濯物の嫌な臭い」の対策についても触れていきます。
洗濯物が乾く気温・湿度
洗濯物は、気温が高ければ、それだけ乾くのが早くなります。
15℃以上の気温があれば、洗濯物が乾きやすくなります。
でも、洗濯物の乾きやすさを左右するのは、気温だけではありません。
洗濯物の乾きに大きく関係するのは、実は湿度です。
例えば、今にも雨が降りそうな、湿度の高い日がありますね。
このような日に洗濯物を外に出しておくと、洗濯物が湿ってしまい、乾きづらくなります。
なので、「ジメっとした曇りの日」には、長い時間、外に洗濯物を出さない方が良いでしょう。
ところが、湿度がかなり低い冬の寒い日も、洗濯物が乾きにくいのです。
実は冬の空気は、「空気の中に含むことができる水分の量」が少ないことが特徴です。
これは、気温が極端に低いことが関係しているようです。
そのため、洗濯物の湿気を空気中に蒸発させづらくなり、結果として、乾きが悪くなるのです。
曇りの日の洗濯物が臭い時は
曇りの日に洗濯物を干すと、臭くなってしまうことがありますよね…。
この嫌な臭いを消すためには、どんなことをしたら良いのでしょうか。
洗濯物の嫌な臭いを消す手っ取り早い方法は、消臭スプレーを使うことです。
今は、臭いの原因菌を除去しながら消臭できるスプレーがたくさん出ています。
でも、アルコールが苦手だったり、アレルギーを持っている人には向きません。
更に、家の中にペットがいる場合も、スプレーは避けた方が良いでしょう。
このような場合は、臭いのついた洗濯物を、熱消毒する必要があります。
洗濯物を熱消毒するには、スチームアイロンをかけるという方法がおすすめです。
アイロンの熱と、熱いスチームの2つの効果で、臭いの原因菌が撲滅されます。
又、臭いのついた洗濯物を熱湯の中に入れて煮沸しても効果的です。
大き目の鍋でお湯を沸かし、その中に洗濯物を入れて5分くらい煮ましょう。
その後すぐに熱湯の中から出し、少し冷ましたら、完全に脱水すればOKです。
曇りの日の洗濯、冬の寒い日はどうしたらいい?
では、曇っている日の洗濯はどうしたら良いのでしょうか。
雨さえ降っていなければ、曇りでも洗濯物は外に干すことをおすすめします。
外には、洗濯物を乾かすことに欠かせない風があります。
なので、曇っていたとしても、室内より外の方が、洗濯物を干すのに向いているのです。
但し、9~14時くらいまでの、湿度の低い時間帯に干すようにしましょう。
では次に、冬の寒い日の洗濯についてお話します。
冬の寒い日でも、やはり洗濯物は基本的に外干しがおすすめです。
ところが冬は、日照時間が10~15時と、短くなります。
そこで、洗濯は前日の夜行い、その後、室内で朝まで仮干ししましょう。
そして、ある程度乾いたところで、10~15時の間に外に干します。
冬は少し手間がかかりますが、このやり方なら生乾きは防げますよ!
私はもう何年もこの方法です^^
まとめ
洗濯物は、気温が15℃以上あり、湿度が低く、風通しが良ければ早く乾きます。
でも、曇りの日や冬の寒い日でも、少し外に出して、洗濯物を風に当てるようにしましょう。
ただこの場合、時間帯を気にしなければならないなどのひと手間もあります。
又、曇りの日に洗濯物が臭くなってしまったら、スチームアイロンや煮沸消毒がおすすめです。
時間がない場合は、除菌効果のある消臭スプレーも良いでしょう。
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