一度は見たことがある方が多い「コスモス」。
秋桜と書いて、コスモスと呼ぶことから、秋のお花のイメージがありますよね。
確かに秋のお花なのですが、最近は品質改良されており年中コスモスを見れるようになってきました。
コスモスの季節は夏!と思っておられる方も多いようです。
今回は、
コスモスは咲き終わったらどうなる?
コスモスの種の取り方
コスモスは冬越しできるの?
こちらについてお話していきます。
コスモスは咲き終わったらどうなる?
基本は一回咲いたら終わりとされています。
種が出来ていた場合は種を取っておきましょう。
また、種がない場合でも「こぼれ種」になっている可能性もあります。
春になって咲く様子がなければ、また種を買って植えてください。
コスモスが咲いた後の株は、残していても再生はしないので、処分する事をおススメします。
中には株を残したまま、どんどん株だけが増えて行って大変な思いをした方もいるそうです(;一_一)
コスモスの種の取り方
まずは、種を取るタイミングとして、花が枯れ落ちてから、縦長の種が黒くなった頃が種を取るタイミングとされています。
放置しておくと、種がはじき飛ぶ可能性もあり注意しましょう。
また、花梗という部分から緑色が消えていき、手で触った際に種が取れたら種を取る目安となります。
種が出来ていなければ、触っても落ちることはありません。
一つ注意してほしいポイントとして、「うどんこ病」という病気が植物に見られる事があります。
菌の一種で、白っぽくなるため発見しやすいのが特徴です。
実際見ると、見たことがある方も多いと思います。
日当たりと風通しが悪いと、発生してしまいやすいので、注意して育ててあげてくださいね♪
次に収穫のポイントをいくつか紹介します。
「晴れた日に行う」
雨の日や雨上がりの日だと湿気により、種が腐敗する恐れがあります。
「収穫したら殻と種を分ける」
軽く風を当て、殻と種を分けておく必要があります。
採取した種は、日陰で数日乾燥させてから紙袋などに入れましょう。
密閉容器を使用する場合は、除湿剤を忘れずに入れてください。
涼しく、湿気の少ない日陰で保存してくださいね♪
コスモスは冬越しできるの?
こちらについてですが「厳しい」との意見が多いようです。
ですが、温かい場所で栽培すれば冬越しする可能性も0ではないようです。
気になる方は、温度や日照の管理をしてみてはいかがでしょうか。
もしかしたら咲いてくれるかもしれません。
また、冬に比較的強い品種として、「チョコレートコスモス」という品種があります。
チョコレートの香りがするコスモスで、開花期が長いという特徴があります。
こちらは霜や雪に気を付ければ、冬越しできる可能性は十分にあるそうです♪
最後に
いかがでしたでしょうか。
コスモスは1年草と呼ばれ、最近は早生品種が主流になっています。
その為、春に種をまく方も増えてきているそうです。
一般的なコスモスであれば、8月に入ってからまくのがおススメです。
あまりに早くまいた場合、草丈が高くなりすぎる場合があります。
初心者でも比較的育てやすいコスモス。
様々な色のコスモスを育てると、庭が華やかになりますね♪
コメント
大変参考になり有難うございました。今年、初めて種を買って植えてみたのですが、種の袋に4月~6月に撒くと書いてあったので6月に撒いたところ7月中にどんどん大きくなり、花も次々咲いたのですが余りの日差しの強さですぐ枯れてしまい、ここら辺は風も強い様でかなり沢山倒れてしまって棒を立ててくくったり紐で引っ張り上げたり大変でした。今回、読ませて頂いたところ8月に撒くとあったので、あー知ってたら8月に撒いたのにと。
何か申し訳ない事をしてしまったなぁと思い、せめて種くらいはちゃんと取ってあげたいと思っています。