栗をたくさんもらった場合、そのまま放置していると、栗が傷んでしまいます。
又、保存方法を間違えると、虫がわいてしまうこともよくあります。
では、大量の生栗は、どのように保存し、どのように食べたら良いのでしょうか。
そこで、栗の保存方法や、おいしい食べ方についてお話していきます。
生栗をもらったらまず冷蔵・冷凍保存
生栗をもらったら、まずは軽く洗って、冷蔵庫か冷凍庫に入れていください。
常温で保存することは、できるだけ避けてくださいね。
では、なぜ生栗を常温保存してはいけないのでしょうか。
生栗を常温で保存すると、虫が栗に卵を産み付けてしまうのです!
そしてそのまま虫が繁殖し、せっかくの栗を捨てなければならなくなってしまいます。
でも、冷蔵庫・冷凍庫に入れると、虫が生息できない温度になるので、虫を防ぐことができます。
又、冷蔵庫・冷凍庫に入れる時は、栗の皮をむかずに新聞紙に包みます。
それをビニール袋に入れた状態で保存すれば、かなり長期保存することができます。
但し、保存途中で新聞紙が湿ってきてしまったら、定期的に交換してくださいね。
栗のゆで方・塩の量も大切です
栗をもらった場合、「1回茹でてから保存する」という人も多いですね。
そこで、栗をおいしく上手に茹でるためのコツについてお話していきます。
まず、栗の皮をむかずに、たっぷりの水の中に入れ、一晩そのままの状態にしておきます。
こうすることで、ホクホクしたおいしい茹で上がりになるのです。
茹でる時は、栗を鍋に入れ、栗に十分水がかぶるように、多めに水を入れます。
この時、鍋の中に、塩をひとつまみだけ入れてください。
塩を入れると、皮がむけやすくなったり、アクが抜けたりする効果が期待できるのです。
味付けのための塩ではないので、大量に入れ過ぎないように気をつけましょう。
そして、沸騰してグツグツしてくるまで、弱火か中火でじっくり茹でていきます。
この時、「必ず水の状態から茹で始める」ということがポイントとなります。
そして、お湯が冷めるまで待ち、冷めてから栗をお湯から取り出してください。
茹でた栗の保存方法やレシピ
さて、茹でた栗は、常温ではなく、必ず冷蔵庫か冷凍庫で保存しましょう。
生栗の場合もそうですが、茹でた栗は生栗以上に常温保存は危険です。
1度水につけてしまった栗は、傷みやすいため、常温で保存することができないのです。
では次に、茹でた栗をおいしくいただくためのレシピを紹介します。
茹でた栗を使ったおいしいおやつ・栗きんとん
①茹でた栗をよく裏ごしして、なめらかな状態にします。
②①の中に、少しずつ砂糖とお湯を入れ、混ぜ合わせます。
③甘みやなめらかさが足りない場合は、少しずつ砂糖とお湯の量を足して混ぜていきましょう。
④手のひらに収まるサイズにして小分けし、1つずつラップに包んで丸めたら完成です。
優しい甘みが魅力で、子どもも喜ぶおいしいおやつですよ!
ほんのり甘くておいしい、栗のポタージュスープ
①栗は茹でておき、その他に、玉ねぎをみじん切りにし、塩とバターで炒めてしんなりさせます。
②茹でた栗と、炒めた玉ねぎをミキサーにかけます。
③②を鍋に入れ、牛乳1カップと生クリーム4分の1カップを加えます。
④③を弱火で十分に温めたら出来上がりです。
温かいままいただいても、冷やしていただいてもおいしいポタージュです。
まとめ
栗をたくさんもらったら、常温保存はできるだけ避け、なるべく冷蔵・冷凍保存しましょう。
特に、茹でてしまった栗は、虫が繁殖しやすくなるので、常温保存はNGです!
又、栗をおいしく茹でるには、一晩水の中に入れて寝かせましょう。
そして、水の状態から火にかけ、塩を必ずひとつまみ入れてください。
茹で栗はそのまま食べてもいいですし、アレンジレシピを作るのもオススメですよ。
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