本や漫画の黄ばみ・・・悲しいですよね。
その憎き原因って何なのでしょうか。
きっと知っていれば対策できたはず!
修繕だって試みてみましょうよ!
本の黄ばみの原因
・酸化
空気に触れるだけでも、本は黄ばんでいくんです。
実は、本というのは「酸性の紙」つまり「酸性紙」を使っています。
ですので、空気に触れている以上仕方のないことではあります。
・ホコリ
先程ご紹介した原因と比べてみると、ホコリというのは
そこまで本の黄ばみと関係しているわけではないのですが、
ホコリが多く溜まってしまうと本が劣化するのがどんどん早くなってしまいます。
その結果、黄ばみやすくなる原因になるので油断は禁物です。
・紫外線
実は、紫外線というのは太陽だけではないんです。
家についている蛍光灯も紫外線を放っています。
なので、蛍光灯の下で長時間本を放置していると、本が黄ばみやすくなってしまいます。
湿気
本というのは湿気に弱いです。
湿度が高い状態というのは、細菌やカビが繁殖していって、
シミのようなものもできてきます。
冬なんかは加湿器をつけますし、梅雨というのはもともとの湿度が高いので
本にとってはあまりいい状態ではありません。
本の黄ばみの治し方はある?
・紙やすりで削る
・使う紙やすりについて
最近では100円ショップでも簡単に手に入る紙やすり。
これで治すことができます。
まず、紙やすりというのは、番号がついていて、
この番号によって目の粗さにが変わります。
数字が大きければ大きいほど、目が細かくなっていきます。
目が細かい種類の方が本を傷める心配が少ないです。
本のお手入れをする紙やすりの場合には、
300番台の数字が降られているやすりにしておきましょう。
最近では、紙ヤスリを挟むタイプのハンドルタイプのやすりなんかもあります。
ハンドルタイプのやすりだとやりやすいのでおすすめです。
・出てきた粉は吸うか絡めとるか
紙やすりは、当然ですが削っているわけなので粉が出てきます。
その粉は掃除機で吸い取るか、ハンディモップなどで絡めとるようにしましょう。
黄ばみを防止するには
・黄ばみを防ぐ保管方法
- 光に当てない
- 乾燥している場所で、空気と触れないようにする
- ホコリがつかないようにする
この3つが本の黄ばみを防ぐ基本的なことでした。
では具体的にどうすればいいのかというと、家ではなかなか難しい話になるのですが、
この環境下に本をさらさなければいいんです。
まずは、カーテンや紫外線カットしてくれるような窓用フィルムを貼って、紫外線を遮断しましょう。
続いて、長期間本を保存するときには、
ジップロックに本と100円ショップやホムセンターでも購入することができる乾燥材を入れて箱などに詰めていき、蓋をして保存をしましょう。
・家での保存が難しい場合には
最近では、本を専門業者に渡して、保存してもらうことができます。
本の保存業者ですよね。
この業者は、本の保存の専門家が湿度や温度状態を管理してくれるので、安心です。
私も本を集めていて捨てられない時期に本の管理をお願いしたことがあります!
まとめ
- 光に当てない
- 乾燥している場所で、空気と触れないようにする
- ホコリがつかないようにする
などが本の保存にはとっても大事です。
自宅で最善の注意を払って保存することもできますが、
本の専用の保存業者に頼んで保存してもらうことで、
限りなく本が劣化することを防げますよ。
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