一時期、「化粧水は冷やした方が効果的」と言われていましたね。
CMで女優さんが冷たい化粧水をつけていて気持ちよさそうにしているシーンがあったような。
確かに、化粧水を冷やして使うと、肌が引き締まって、美肌に効果的のような気がします。
でも、実際のところ、化粧水は冷やす・常温・温める、どれが良いのでしょうか。
ここでは、本当に効果が期待できる、化粧水・乳液の保管方法についてまとめました。
化粧水を冷蔵庫に入れる効果
では最初に、化粧水を冷蔵庫に入れる効果についてお話していきます。
化粧水を冷蔵庫に入れる効果は、「暑い日に気持ちが良い」ということです。
確かに、夏の暑い日に、ひんやりした化粧水を肌にしみ込ませると気持ちいいですよね。
でも、化粧水を冷蔵庫に入れる効果は、実はこれだけなのです。
よく、「化粧水を冷やすと、毛穴が引き締まる」と言いますよね。
でも、化粧水を冷やしても、残念ながら、毛穴が引き締まることはないと言われています。
もちろん、肌が冷えて、一時的に毛穴が引き締まることはあります。
でも、その効果は長続きしないため、毛穴を完全に引き締めることはできません。
ただ、一時的に毛穴が引き締まることで、化粧ノリが良くなる効果はあるようです。
でも、毛穴が引き締まっている間にメイクしなければ、その効果は期待できません。
なので、「すぐにメイクをしなければならない」という慌ただしさはあります。
毛穴引き締め効果を狙うなら、化粧品を冷蔵庫で冷やすのではなく、化粧水を変えていてはいかがでしょうか。
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化粧水は冷やす・常温・温める? どれが正解?
結論から言ってしまうと、化粧水は常温保存が正解だと考えてください。
どのメーカーも、常温保存を前提として化粧水を作っています。
なので、違った保存をしてしまうと、効果的どころか、悪影響が出てくることもあります。
化粧水を冷やしても、一時的な効果しかないことは、先ほどお話した通りです。
更にそれに加え、化粧水を冷やすと、急激な温度変化で、化粧水の成分に影響が出てきます。
化粧水の成分が分離してしまい、本来の効果も半減してしまいかねません。
では、化粧水を温めるという保存方法についてはどうでしょうか。
今、「化粧水を温めると、浸透しやすくなる」という情報も出ています。
でも、この情報の真偽については、今のところ定かではありません。
化学的な根拠が何もないので、肌に安全かどうかも保障されていません。
これらのことから考えると、やはり、化粧水は常温保存が正解ですね。
乳液は冷蔵庫保管でもいいの?
では、乳液については、冷蔵庫保管をしても問題ないのでしょうか。
乳液も化粧水同様、冷蔵庫ではなく、常温で保存するようにしてください。
それどころか、乳液は化粧水以上に、冷蔵保存に向かないアイテムなのです!
乳液は、乳化によって、本来混じりにくい成分が、人工的に混ざっています。
そのため、それぞれの成分は、すぐに分離してしまいやすいのですね。
乳液を冷蔵庫に入れると、急激な温度変化によって、その分離が早まってしまうのです。
これでは、せっかくの乳液の効能が台無しになってしまいますよね。
ですので、乳液も冷蔵庫保存は避け、常温で保存するようにしてください。
まとめ
化粧水を冷蔵庫に入れると、毛穴が引き締まったり、化粧ノリが良くなったりします。
でも、残念ながら、その効果はあくまで一時的なものです。
そのため、化粧水自体を変えることが、毛穴引き締めへの近道と言えるでしょう。
また、本来、化粧水や乳液は、常温保存を前提に作られているので、常温で保存してください。
冷やしたり温めたりすると、成分に良くない影響が出たりするので、控えてくださいね。
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