買ってきた食材、開封した調味料…。
これって、常温保存でいいのか、それとも冷蔵庫に入れておいたほうがいいのかしら…?
こんな風に迷った経験はありませんか?
私はあります。
今回、どのご家庭にもあるような調味料や食材の保存方法についてまとめてみましたので、
これを機に確認してみましょう!
はじめに
そもそも常温の定義とは?
厚生労働省によると、15~25℃だそうです。意外と低いですよね。
夏だったら、エアコンをつけていない室内の温度は30℃を超えることもあるでしょう。
台所は注意が必要!
部屋の中でも台所は少し気をつける必要があります。
なぜなら、台所は調理で火を使いますし、冷蔵庫等の熱源も多いので、意外と温度が高いのです。
調味料、食材の保存について
今回は、味・品質低下どちらにも焦点を当てています。
それでは確認していきましょう。
常温保存できるもの
〇塩・砂糖
これらは賞味期限もありません。
ちなみに黒糖も常温保存可能ですが、生成されていないので中にいろいろな成分が入っており、賞味期限があります。
〇ごま、ごま油
セサミンによる抗酸化作用があります。
ただし、いりごまや練りごまは冷蔵庫へ入れておきましょう。
〇一味
成分がカプサイシン、唐辛子のみなので、常温保存可能です。
〇蜂蜜
糖分が非常に多いので菌が繁殖しにくいと言われています。
冷蔵すると固まってしまいますしね。
〇日本酒
常温保存可能ですが、長く置いておくと黄色っぽくなってしまい、風味や味が変わってしまいます。
開封したら冷蔵庫に入れる方がよいですね。
〇料理酒
塩が1、2%入っているので、常温保存可能です。
〇ジャガイモ、タマネギ
じゃがいもは日当たりのよいところに置いておくと芽が出てしまいます。
これらは、風通しのよい、日に当たらない所置いておき、
カットしたら冷蔵庫へ入れましょう。
〇インスタントコーヒー
水分が少ないので常温保存可能です。
ただし、豆は1回分ずつ小分けして冷凍することが好ましいでしょう。
コーヒーは香りが命ですからね~!
冷蔵保存がよいもの
〇醤油
スーパーの売り場では常温でおいてありますが、本当は開封していないものでも冷蔵庫に入れておいたほうがよいそうです。
新鮮な醤油の色はもともと赤なのですが、これがだんだん褐色になり最後には黒くなってしまいます。
買って来たら冷蔵庫へ直行ですね。
〇米
米びつに入れて常温保存している人も多いですが、基本的には冷蔵保存がおすすめです。
とはいえ、
お米なんて大量に買ったりもらったりするんだから冷蔵庫には入りきらないわよ!
と思う方も少なくないでしょう。
その場合はできるだけ紙の袋に入れて、その中に唐辛子を2、3本入れて保存することで、虫がわくのを防ぐことができます。
冷蔵庫に入れる時もペットボトルに唐辛子を一緒に入れておくと良いですね。
最近は冷蔵保存用できている人が多い気がします^^
〇七味
一味は常温でよいのになぜ?と思われるかもしれませんが、一味と七味は別物です。
七味はいろいろな成分が合わさっているので、冷蔵庫で保存しましょう。
〇梅干し
塩分濃度によって異なりますが、15%以上なら常温で構いません。
ただし、いただいた手作りのものなんかは、塩分が何%かわからないこともあるでしょうから、冷蔵保存が間違いないでしょう。
そして、蜂蜜などで味付けしてあるものは冷蔵庫へ!
〇バナナ
皮をむき、ラップに包んで冷蔵すると長持ちします。
皮が黒くなってきたものを慌てて入れても遅いので、買ってきて1,2本食べたらその日のうちに冷蔵庫へ入れましょう。
黒くなってきたものは甘くて美味しいですけどね…夏場なんかすーぐ黒くなってしまいますので。
冷凍保存がよいもの
〇パン
買ってきた袋のままポンと入れるのではなく、一枚ずつラップやアルミに包んで冷凍しておくとよいですね。
〇納豆
納豆は冷蔵で1~2週間ですが、冷凍すると2~3ヶ月は持つのでおすすめです。
食べる前に自然解凍しましょう。
〇食べかけのアイス
未開封のアイスには賞味期限はありませんが、食べかけのものは2 3日で食べきるようにしましょう。
番外編
〇ブロッコリー
ブロッコリーは野菜室の爆弾とも言われるほど、他の食物に影響与える影響が大きい野菜です。
他の野菜や果物を老化させる、エチレンガスを大量に噴出するからです。
野菜室に入れて保存しますが、頭の部分をペーパータオルで包みポリ袋に入れて隔離しましょう。
ちなみに、エチレンガスは老化促進成長促進の役割もありますので、硬いキウイの横なんかに置いておくと柔らかく美味しくなりますよ。
〇手作りの煮出し麦茶
熱を加えているから大丈夫、と思われがちですが、冷まし方を間違えると危険です。
麦茶パックを触った部分についてしまった細菌が増殖する可能性があるのです。
ゆっくり温度を下げている間に細菌が増殖してしまう可能性がありますので、煮出したらすぐ氷水などで急速に冷やしてから冷蔵庫へ入れるとよいでしょう。
まとめ
これらの食品保存の知識を頭に入れておけば、これからは迷うことはありませんね。
すぐに実践できますので、やってみてください^^
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