疲れを癒すためにお風呂につかる…
すごく幸せな時間ですよね。
けど、毎日お風呂のお湯を溜めていたらガス代と水道代が不安だし
なによりお湯を捨てるのももったいない!と思う気持ち…すごく分かります。
毎日だとかなりの量になりますしね。
お風呂には「追い焚き」という機能があり
冷めたお湯を温めてくれるという優れたものがあります。
そのため、「昨日の残り湯で追い焚きをしてみよう!」と思う方もいるのではないでしょうか。
今回は
追い焚き、衛生面からいうと?
追い焚き、赤ちゃんがいたらNG??
この疑問について答えていきたいと思います。
追い焚き、衛生面からいうと?
非常に便利な追い焚き。
しかし衛生面がすごく気になるところ…
順番にお話ししていきます。
・汚さについて
結論からいうと汚いです(笑)
次の日のお湯は前日に比べて雑菌の数が数千倍に増加していることが
水道局の実験で明らかになりました。
また追い焚きの設定温度はだいたい38度~42度くらいだと思いますが
この温度は雑菌にとって最高の温度設定なのです(つまり、繁殖しやすいということ)。
・何日までならOK?
上記でも説明しましたが、一日で雑菌は大量に増えます。
また、2日目~3日目にバスタブの底がぬるぬるしてきますので
正直、入るのに抵抗が出る方が多いと思います。
見た目は全然濁ってなかったり匂いもしなかったりしますが
見た目や匂いとは異なり、中には雑菌がたくさんいます。
どうしても追い焚きをして入る!という方は最大で次の日までだと思います。
・何回までならOK?
当日入れた湯であれば、特に規定はないと思いますが
家族が多くても5回以上追い焚きする事ってあまりないですよね。
そのくらいなら、次の日のお湯より衛生面は良いはずです。
追い焚き、赤ちゃんがいたらNG?
結論、やめた方が良いと思います。
赤ちゃんは大人より免疫力も低く、すぐに菌から攻撃を受けてしまいます。
赤ちゃんと入る際は、必ず綺麗なお湯を使用しましょう。
それに、
実はガス代に関しては、冷たい水を一から温め直すより
お湯を新しく入れた方がガス代が安くなる可能性があります。
また、一からお湯を沸かしても、そんなにガス代と水道代は大きく変わりません。
シャワーを出しっぱなしの方が高くなるという結果もあります。
「それでも残り湯を活用したい!」という方には
最後に浸かった後、お湯に浮かばせるとお湯を綺麗にしてくれるアイテムがあります。
また、除菌が出来る入浴剤や風呂水洗浄剤なども現在発売されていますね。
臭いやヌメリをとってくれたりする効果があり、使い方も非常に簡単なものが多いです。
風呂水洗浄剤は、ドラッグストアなどでも見かけたことがありますので、
比較的、購入しやすいアイテムだと思います。
また、そのお湯を洗濯に使う事も可能です。
洗濯に使うときは、温かい状態のお湯を使う方がいいですよ^^
温かい方が、洗濯物の汚れが落ちやすくなります。
最後に
毎日沸かすのはもったいない!と思っている方のお気持ちはわかりますが、
上記のことを知れば、そうも言っていられなくなるのではないでしょうか。
お風呂は身体を綺麗にするもの。
綺麗なお湯を使って、清潔で気持ちの良いお風呂タイムを過ごしたいですね。
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